F1 オーストラリアGP
喜びすぎにご注意を! F1フィニッシュ時の伝統に変化? ピットフェンス”クライミング”が厳禁に
チームのスタッフが決勝レースのフィニッシュ時にピットフェンスに登って祝福するシーンはF1の伝統だったが、これは今後ペナルティの対象になる可能性があるようだ。

Alex Kalinauckas
編集: 2023/03/30 13:26
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

F1の決勝レースフィニッシュ時に、クルーがピットウォールのフェンスに登ったり間から身を乗り出してレースを終えたドライバーを祝福するのはお馴染みの光景となっていたが、第3戦オーストラリアGPからそれが少し変わってしまうかもしれない。
前回のサウジアラビアGPでも、表彰台を獲得したレッドブルとアストンマーチンのチームスタッフはピットウォールのデブリフェンスの上や隙間から身を乗り出していた。
しかしオーストラリアGPを前にF1レースディレクターであるニールス・ウィティヒが公開したイベント・セーフティノートの中で、取り締まりが強化されることが明らかとなった。
Photo by: Andy Hone / Motorsport Images
そもそもFIAの国際競技規則付則H項、2.3.2条には『ピットウォールデブリフェンスへ人がよじ登ることは、いかなる場合においても禁止されている。この禁止事項に違反したチームの行為は、スチュワードに報告される』と定められている。
つまり、この取り締まりは新規則の導入などによるものではなく、より厳格にレギュレーションを解釈するというものに過ぎない。もしチームメンバーがレギュレーションに違反しているのが発見された場合、当該チームはスチュワードに報告され、処罰が必要かどうかを検討するよう求められることになる。
違反した場合、罰金などのペナルティが予想されるが、予算制限がある中での罰金はチームにとって以前よりも痛手となるだろう。
この新しい展開に関連して注目すべき点は、オーストラリアGPではサウジアラビアGPで目撃されたような危険な状況にチーム関係者が陥ることは実際にはありえないということだ。
アルバートパークのメインストレートには、格子状の金属フェンスではなく、厚い透明パネルが設置されている。金属製フェンスのように足場にすることができないのだ。
これまでとは取り締まりが変化するとはいえ、伝統が全くなくなってしまうわけではなさそうだ。安全が保たれる限りはピットボードを出すために設けられている隙間から身を乗り出すことは認められると理解されている。
FIAは、事実上取り締まりが行なわれていなかったH項2.3.2条をチームに思い出させ、コース上に物を落として通過するドライバーを危険に晒すことがないよう、行動を起こしたようだ。
関連ニュース:
- F1オーストラリアGPから、グリッドボックスが20cm拡大。開幕2戦での”はみ出し”ペナルティを受け
- ハミルトン、差別発言でネルソン・ピケに罰金下したブラジル裁判所を称賛「人種差別が許されないと示したことは素晴らしい」
- 角田裕毅、開幕2戦の走りにある程度満足も「チーム全体が覚悟の年。焦らずに少しずつ前進していきたい」
- ガスリー&オコン、F1オーストラリアGP前にスーパーカーデビュー! オーバルコースのドライブに大興奮
- デイモン・ヒル、ペレスとフェルスタッペンのタイトル争い激化を予想「ペレスが戦わずして倒れることはない」
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 角田裕毅、アルファタウリF1代表が開発陣を”叱咤激励”も「チームにネガティブは雰囲気はない」開発目標も明確と示唆
次の記事 苦戦するフェラーリF1、今季マシンは『ピーキー、タイヤ食い、予測不能』とサインツJr.が語る

More from
Alex Kalinauckas

雨のF1開幕戦で浮き彫りとなった、エンジニアとのコンビネーションの重要性。ストロールの6位がそれを物語っている!
F1
F1
オーストラリアGP
2025/03/20
雨のF1開幕戦で浮き彫りとなった、エンジニアとのコンビネーションの重要性。ストロールの6位がそれを物語っている!

大荒れのF1開幕戦制したノリス、マクラーレン勝利の秘訣は“ミスからの学び”にアリ「僕らは何度も失敗してきた」
F1
F1
オーストラリアGP
2025/03/16
大荒れのF1開幕戦制したノリス、マクラーレン勝利の秘訣は“ミスからの学び”にアリ「僕らは何度も失敗してきた」

フロントロウ独占のマクラーレン、”パパイヤ・ルール”はなし? ノリス「ぶつからない限りバトルは自由」
F1
F1
オーストラリアGP
2025/03/15
フロントロウ独占のマクラーレン、”パパイヤ・ルール”はなし? ノリス「ぶつからない限りバトルは自由」
最新ニュース

成功に近道なし。苦労人マクニッシュがセナとアウディ重鎮から得た学び……F1レーシングディレクターの職務に活きる
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 10 時間前
成功に近道なし。苦労人マクニッシュがセナとアウディ重鎮から得た学び……F1レーシングディレクターの職務に活きる

アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点
機能
F1
ライブテキスト
評価
機能
F1 11 時間前
オランダGP
アストンマーティン・ホンダAMR26は失敗作なのか? ニューウェイ作の”お蔵入り”マシン、マクラーレンMP4-18との共通点

ウェーレインは「本当に汚い動き」でフォーミュラE王者になった! タイトル争うライバルに故意に追突したとダ・コスタが批判
機能
フォーミュラE
ライブテキスト
評価
機能
フォーミュラE 12 時間前
ロンドンE-Prix レース2
ウェーレインは「本当に汚い動き」でフォーミュラE王者になった! タイトル争うライバルに故意に追突したとダ・コスタが批判

「少し泣いてしまった」グロージャン、残り5周で首位陥落しインディカー初優勝ならず。レースでの勝利から15年遠ざかる
機能
IndyCar
ライブテキスト
評価
機能
IndyCar 17 時間前
Markham
「少し泣いてしまった」グロージャン、残り5周で首位陥落しインディカー初優勝ならず。レースでの勝利から15年遠ざかる
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録