F1アゼルバイジャンGP、コース後半部分でのスロー走行を厳しく取り締まり

F1第6戦アゼルバイジャンGPでは、予選で不必要なスロー走行をするドライバーを対象に、厳しい取り締まりが行なわれるようだ。

F1アゼルバイジャンGP、コース後半部分でのスロー走行を厳しく取り締まり

 FIAのF1レースディレクターであるマイケル・マシは、F1第6戦アゼルバイジャンGPの予選に関して、コースの一部区間で不必要に遅く走行したドライバーの取り締まりを行なうと発表した。

 この指示は、木曜日に発行されたディレクターズノートの第2版で出されたもの。コース最終セクターのターン17~20からスタート/フィニッシュラインまでのセクションが対象とされている。FP2終了後に発表される、セーフティカーライン間(ピット出口と入り口間)の最大時間と比較し、スロー走行が判断されるようだ。

 対象となっている区間は、予選のアタックラップであれば各車がアクセル全開で走行するエリアだが、ブラインドコーナーとなっている。予選ラップに入る前にスペースを確保しようとスピードを落としたクルマと、アタック中のクルマがお互いを認識できない可能性があるのだ。

 マシは以前、ロシアGPで今回と同様、特定の区間を指定してスロー走行を取り締まったことがある。これまでバクー市街地サーキットでは特に問題にはなっていなかったが、マシはトラブルを未然に防ぎたいと考えたのだ。

 マシはディレクターズノートで、不必要なスロー走行について言及しているFIA競技規則第27.4条を引用している。この競技規則では『いかなる時も、不必要に遅く、不規則に、または他のドライバーや他の人に危険を及ぼす可能性があると判断されるような方法で、車を運転してはならない』と記されている。

 マシは「安全上の理由から、各プラクティスセッションにおいて、コースを横切るようにウィービングし、他のクルマを邪魔するような行為は、スチュワードに委ねられる」とディレクターズノートに記した。

「FP3と予選では、ディレクターズノートのアイテム8に記されたタイム(セーフティカーライン間の最大時間)がスチュワードのガイドとして使用され、アウトラップやファストラップ、インラップではないその他のラップで、ドライバーが不必要にスロー走行しているかどうかが判断される」

「疑念を避けるために、F1競技規則の第28.3条で定義されているピット出口はトラックの一部とみなされ、第27.4条の規定がこのエリアに適用される」

 またターン17~20については、「いかなる練習走行においても、クリアラップを得るために前方にギャップを作ろうとするドライバーは、ターン17の入口からターン20の出口までの間でこれを試みてはならない。このような行為を行なったドライバーは、競技規則第27.4条の違反としてスチュワードに報告される」と付け加えられている。

 
 

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