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F1、2020年に”オイル不正燃焼”対策を強化。消費量規制をさらに半減へ

FIAは、2020年にさらにエンジンオイルに関する規制を強化しようとしていることを認めた。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W10, leads Sebastian Vettel, Ferrari SF90, and Max Verstappen, Red Bull Racing RB15

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 FIAは、F1チームがエンジンオイルを不正に燃焼させることで、パワーや燃費のメリットを得ることを防ぐため、2020年にさらに規制を厳しくする予定であることを認めた。

 2014年にパワーユニット(PU)が導入され、燃料の流量制限が厳しくなって以来、一部のPUマニュファクチャラーは、エンジンオイルを燃焼させることでパワーを上積みすることを考えついた。

 FIAはすぐにマニュファクチャラーが何をしているのかを把握し、その動きを制限するため、何度か規制を強化してきた。チームは現在、走行距離100kmあたりのエンジンオイル消費量を0.6リットル以下に抑えなければならない。

 さらに2019年から、最も影響が大きい予選における悪用を防ぐため、さらなる規制が導入された。チームは予選中にオイルを追加したり、補助オイルタンクから潤滑システム内にオイルを移したりできなくなっているのだ。

 しかしFIAは、まだチームが限界まで”攻めて”いると考えているため、エンジンオイルの消費量を走行距離100kmあたり0.3リットルまでに減らすことにしたようだ。

 チームは冬の間に、この変更について通知されたという。これにより、チームが”利用”できるエンジンオイル量が半減することになる。

 FIAのシングルシーター技術部門責任者のニコラス・トンバジスは、パフォーマンス向上のための手段として、チームがエンジンオイルを燃焼させることは受け入れられないと、FIAは明確に示していると述べた。

「オイルの問題はシンプルだ」と、トンバジスはmotorsport.comに語った。

「レギュレーションでは、燃やすことができる唯一の燃料はガソリンであり、オイルは単なる潤滑油でなければならないと記されている」

「オイルが減ってしまうことは分かっているが、パフォーマンスに寄与するケースは、正しくない」

「我々が介入し、消費量を100kmあたり0.6リットルに削減したが、来年はさらに削減したいと考えている」

「オイルの消費が減れば、予選で補助タンクを使う必要がなくなる。それが2019年の新しいルールだ」

 各チームは、オイル消費量に関するベースの数値をFIAに伝え、FIAはその数値を基に任意の走行距離におけるオイル消費量の数値を算出。レースの特定の段階でオイル消費が増えていないかを監視するという。

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