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昨年実施のF1リヤウイング追加調査の結果は「インチキなし」。FIAはさらなる高精度の検査目指す

FIAは、昨年のF1で実施されたリヤウイング耐荷重テストで不正は見つからなかったものの、2022年に向けてさらにチェックを強化したいと述べている。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, in the pit lane

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, in the pit lane

Mark Sutton / Motorsport Images

 2021年シーズンのF1では、レッドブルとメルセデスが激しいタイトル争いを繰り広げる中で、レッドブルが「メルセデスはフレキシブルウイングによって直線スピードを稼いでいる」と指摘し、話題となった。

 レッドブルの主張は、メルセデスが高速走行時にリヤウイングのメインプレーンをたわませて、空気抵抗を減らす巧妙な方法を見つけた、というものだった。レッドブルは、エンドプレート内側についた跡がメルセデスのリヤウイングが動いている証拠だと主張したが、メルセデス側はそれを否定していた。

 これを受けてFIAは、カタールGPから全チームのリヤウイングの挙動と特性をより詳しく調査するための追加チェックを実施した。このテストにはレギュレーション上の拘束力はなく、マシンの合法性をチェックするものではなかったが、将来的にレギュレーションを強化する必要があるかどうかについて、答えを出すことが期待された。

 FIAのシングルシーター部門で責任者を務めるニコラス・トンバジスは、この検査の内容について、「特に異常はなかった」と説明した。

 しかしトンバジスは、各チームがウイングを曲げるための巧妙な方法を見つけていないことを確認するために、FIAはウイングのチェック方法を改善することを検討すると示唆した。

「カタールでは、特にインチキのようなものは何も確認されなかった」

「特に気になるようなものはなかった」

「悪いテストではなかったが、改善することはできる。だから、来年(2022年)に向けてどうすれば改善できるかを考えているところだ」

 トンバジスはまた、今後FIAが検討すべき問題のひとつは、耐荷重検査におけるメインプレーンへの力のかけ方だとした。それは、各チームが採用しうる巧妙な空力弾性特性を明らかにするためだ。

「この検査があまり良くない理由のひとつに、メインプレーン後端が上向きになっているということがある」とトンバジスは言う。

「したがって下向きに荷重をかけた場合、かなり頑丈に感じる。なんとかして、うまく正常な方向に荷重をかけたいものだ」

「しかしそうすると、今後は重力を利用できなくなるので難しい。だから微調整が必要だ。もちろん不可能なことではない」

 
 
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