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F1新規則、ボディワークの柔軟性検査も変わる? 開幕3戦で基準を調整する可能性アリ

2022年シーズン最初の3レースは、ボディワークの柔軟性検査に関して、各F1チームに猶予が与えられる可能性があるという。

The cars of Charles Leclerc, Ferrari SF21, Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C41, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B, and Esteban Ocon, Alpine A521, in Parc Ferme

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 レギュレーションが変更され、新時代を迎えるF1。FIAは各チームがパフォーマンス面でアドバンテージを得るため、曲がりやすいウイングやフロアを最大限に活用しようとする可能性があることに留意している。

 ストレートでウイングがたわめば、空気抵抗が減るためストレートスピードが向上する。さらに今季からグラウンド・エフェクトを活用するマシンとなるため、特にフロアの端が曲がることでマシン下面を通る気流を密閉することができ、ダウンフォース増大につながる可能性がある。

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 一方で、現段階ではレギュレーションの様々な領域において、チームがどの程度”攻めて”いるか分からない。

 2022年はレギュレーションが大きく変わり、マシンが一新されている。そのため、前世代のマシンでは有効だった検査が、最新のマシンには適さない可能性もある。ゆえに、FIAはどうすれば検査を超厳格に行なうことなく、事態を収拾できるかオープンマインドで考えている。検査が厳しすぎると判断された場合、FIAが検査を撤回できるような緊急対応プランも考慮しているようだ。

 2月18日に発表されたF1技術規則の最新バージョンでは、開幕3レースで検査基準を微調整し、検査時の負荷を変更したりすることが許されている。

 空力コンポーネントの柔軟性について定めた、F1技術規則の3.15.1条には、次のように追記されている。

『2022年選手権の最初の3大会において、FIAは新しい測定方法の導入に対する懸念に対処するためにのみ、3.15条で定義された検査で許容されるたわみを大きくするか、適用する荷重を小さくする権利を留保する。そのような変動は規定値の20%を超えないものとし、全チームに通知される』

 検査に関してはある程度オープンな姿勢をとっているFIAだが、その一方でルールを回避しようとするチームを容認しないことを明確にしている。

 FIAのシングルシーター責任者であるニコラス・トンバジスは、次のように述べた。

「フレキシブル・ディフューザーやフロアのエッジを下に曲げることについては、常に目を光らせており、必要に応じてそのような影響を減らすためのテストなどを課すことになるだろう」

「新しいレギュレーションで、柔軟性をきちんと想定できていない部分があるのは仕方がないことで、今後それを強化しなければならないかもしれない」

「我々はそれをためらうことはない。この規則では、特定の分野で不正使用が行なわれていることが判明した場合、我々が介入することを認めている」

 
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