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FIA、ライコネンへのペナルティ見直しを却下。F1第2戦エミリア・ロマーニャGPの結果は変わらず

F1第2戦エミリア・ロマーニャGPでキミ・ライコネンに科された30秒のタイム加算ペナルティについて、再審理が行なわれたが、ペナルティが確定される結果となった。

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 アルファロメオF1チームは、F1第2戦エミリア・ロマーニャGPでキミ・ライコネンに科された30秒のタイム加算ペナルティは不当だと訴え、ペナルティの再審理を要求。第3戦ポルトガルGPでチームとスチュワードのヒアリングが行なわれた。その結果、ペナルティの見直しは却下され、ペナルティが確定した。

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 エミリア・ロマーニャGP決勝レースは、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)のクラッシュにより赤旗中断。その後、セーフティカー先導で走行を再開、ローリングスタートでレースがリスタートされた。

 ライコネンは再スタートの前のセーフティカー先導中の周にターン3でスピンを喫し、ポジションを下げてしまった。ローリングスタートのルールでは、ライコネンは第1セーフティカーラインまでにポジションを回復することができたが、逆にそれができなければピットレーンからスタートしなければいけないと規定されている。しかしライコネンはポジションを回復することなく、さらにはピットレーンに戻ることもなく、隊列の中でリスタートしたのだ。

 チームは当時、セーフティカー先導中のルールが適用されるのか、ローリングスタート前のルールが適用されるのか、レースコントロールに助言を求めていたと主張。ペナルティは不当だとして、新たな証拠に基づく再審理を要求した。

 再審理が認められたのは、今回のルールの解釈はF3やF2の過去の違反例に基づいているものの、2018年にルールが変更されて以来、F1で赤旗後にこのようなルール違反が起こった前例はないとFIAが認めたからだ。

 混乱の中心となったのは、ローリングリスタートとスタンディングスタートの間のルールの違いであり、FIAスチュワードは再スタートの手順の中に「曖昧な部分がある」ことを認めつつも、裁定を覆すのに十分な証拠がないと判断した。

「スチュワードは、競技者がなぜあのような行動をとったのか理解している。まずドライバーにはポジションを取り戻すよう指示が出され、次にポジションを戻さないよう指示が出された。しかしスチュワードは、この競技者がセーフティカー周回中にスタート位置を再設定しなかったことにより、競技規則第42.6条の違反を犯したという当初の決定を支持する」

 結果として、スチュワードはライコネンに対する10秒のストップ&ゴーペナルティ(ペナルティが出されたのがレース後だったため、実際は30秒のタイム加算に変換)が確定することを認めた。

 ライコネンはエミリア・ロマーニャGPを9番手で終えたが、このペナルティにより13位に降着となっている。

 
 

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