F1 ラスベガスGP

これまでがお手軽すぎた? FIA、再審請求の手続きを厳格化へ

motorsport.comの調べによると、F1チームが再審請求を行なうプロセスを厳格化するため、FIAはレギュレーションを変更することになりそうだ。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2023/11/14 8:39

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

FIA flag

 FIAは、F1チームが再審請求をするプログラムを厳格化するため、レギュレーションを変更しようとしているようだ。

 先日のアメリカGPでは、ライバルたちがトラックリミット違反をしていたにも関わらずペナルティを受けなかったとして、ハースが再審請求を行なった。しかし彼らが提出した証拠の新規性が認められず、請求は却下された。

 再審請求プロセスの変更は、以前から検討されていたようだ。ただハースの一件で、再審請求がこれまでよりも一般的になっているという事実が浮き彫りとなり、FIAはチームに再審請求についてもっとよく考えることを望んでいるようだ。

 ハースの例に加え、今年はアストンマーチン(サウジアラビア)、フェラーリ(オーストラリア)、マクラーレン(オーストリア)からも申請が出されている。

 変更の内容は、各イベント終了後から再審請求を受け付ける期間が現在の14日間から4日間に、つまり96時間に短縮されるようだ。また現在手続きは無料だが、有料化されるようだ。

 FIAは現在、12月の年次総会での承認を待って、2024年に向けて国際スポーツ規約と独自の司法規則の両方を微調整する意向だ。この変更はF1だけでなく、すべてのFIA競技会に適用される。

 当初、審査請求権には期限がなかったため、チームは理論上、数ヵ月前に行なわれたレースの結果に異議を唱えることができた。その後、この期限は14日間に変更された。ハースは今回、証拠を収集するためにこの期限をフルに活用した。

 期限が96時間に変更された後も、例外的にスチュワードはこの期限を120時間まで延長することができるという。

 再審請求のコストに相当する手数料(現在F1の場合は6000ユーロ/約97万円)も導入される。この手数料は、請求がスチュワードによって支持された場合にのみ返金される。
 
 また、チームによる異議申し立ての制度も変更される予定だ。現在は、チームが異議申し立ての意思表示を提出すると、96時間の猶予が与えられ、その間に正式な不服申し立てで問題を追及するかどうかを決めることができる。

 現在のシステムの問題点は、申し立ての意思表示によりペナルティを一時停止できることだ。

 そのためグリッドペナルティを受けたドライバーが、申し立てを行なうことで元のグリッドからレースを戦い、それから申し立てを撤回することもできる。

 今後はたとえ申し立てが撤回されたとしても、問題は国際控訴裁判所に付託され、手続きによってチームがアドバンテージを得たとみなされた場合には、改めて当該チームがペナルティを受ける可能性がある。

 また現在はチームが実際に異議申し立てを進めなければ手数料は発生しないが、今後は異議申し立ての意思表示とともに、その手数料を前払いしなければならない。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 今週末、41年ぶりにラスベガスGPが復活。かつてシーザーズパレスを舞台に開催されていたグランプリは、単調なコースレイアウトで不評だった?

次の記事 アストンマーチンの”実験”はやりすぎた? 来季に向けたテストで「結果を犠牲にしすぎてしまった」

More from

Adam Cooper



アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」

F1

F1

日本GP

2024/04/15

アストンマーティン、今季もトップグループに復帰できたとチーム代表自信「メルセデスより前にいられたのは励みになる」



鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」

F1

F1

日本GP

2024/04/12

鈴鹿で良いとこなしのアルピーヌ、その一因は“同士討ち”。ガスリーはアップデートには手応えも「できるだけ早く次のモノを投入しないと」



F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

F1

F1 2024/04/11

F1参戦承認はまだだけど……アンドレッティ、イギリス・シルバーストンに新ファクトリーを正式オープン

最新ニュース



好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表



ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」

F1

F1 F1

バーレーンGP

3 時間前

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」



日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く

F1

F1 F1 4 時間前

日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く



アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Dakar

DAKR Dakar 5 時間前

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録