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F1新車のバリエーション豊かなサイドポンツーンにFIAも驚き「想像をはるかに超えていた」

FIAのニコラス・トンバジスは、2022年から導入される新規則において、各F1チームがサイドポンツーンにこれほど多様で過激なソリューションを選択したことに驚いている。

Mercedes W13 side detail

写真:: Giorgio Piola

 レギュレーションが変更され、新時代を迎えるF1。FIAのシングルシーター部門責任者であるニコラス・トンバジスは、各チームのマシンが大きく異なっていることに驚いたという。

 新規則は、より緊密な競争の実現を目指し、同時にコース上でのバトルを向上させるためにマシンの追従性を高めることを目標にしている。

 その一環として、各チームの開発における技術的な自由度は減少しており、どのマシンも同じように見えてしまうのではないかという懸念もあったが、発表会やプレシーズンテストで様々なマシンが登場したのは、嬉しい驚きだった。

 各チームの方向性が最も分かれたのが、サイドポッドやサイドポンツーンと呼ばれるエリアのデザインだ。メルセデスは”ゼロポッド”と呼ばれるほどスリムで過激なデザインを採用。逆にフェラーリはワイドで、上面が窪んだデザインを採用した。

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 トンバジスは、自身の技術チームが、乱気流を生む空力的に最も敏感な特定のエリアについて、特に重要視していたと説明。つまりサイドポンツーンのように、その他の影響力の低い部分の開発をある程度自由にすることで、より多くのバリエーションが生まれたのだ。

 とはいえ、トンバジスはこれほどの違いが生まれるとは思っていなかったという。

「我々は、他の部分よりも、意識的にサイドポッドを自由にした」

「その気になれば、ルールでサイドポッドをすべて同じにすることは簡単にできた。それをしなかったのは、チャンスだと思ったからだ。だからその点で、サイドポッドの件は全く計画性がなかったわけではない」

「もし、サイドポッドに関して各チームが考え出すソリューションにこれほど多様性があると予想していたかと訊かれると、そうではない。私の想像をはるかに超えていたと言わざるを得ない」

 バーレーンで行なわれた2回目のテストでは、メルセデスが急進的なデザインのサイドポッドを導入して話題となったが、その革新的なデザインがレギュレーションの精神に則ったモノなのかも議論された。

 トンバジスは、レギュレーションを修正することで対応はできるため、クルマが違法だなどとあまり言わないようにしているという。

「彼らは、自分たちが最速だと思うクルマ、ベストな解釈のクルマを作ったんだ。レギュレーションについても、我々が彼らに期待したように、懸命に取り組んでくれた」

「レギュレーションは全体的によくできていると思う。完璧ではない部分もあったが、今後微調整していくことになるだろう」

「それでも、規定に従わなければならない。投票などもあり『これが新しいレギュレーションです』と、何もないところから取り出すことはできないんだ」

 
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