F1

FIA、次世代F1マシンの重量めぐり「緩和求めるチームとの”駆け引き”には応じない」

FIAはF1に新しいレギュレーションが導入される2026年に向けて、マシンの最低重量をめぐる駆け引きには応じない構えを見せた。

Jonathan Noble

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編集: 2024/01/22 14:01

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB19, Charles Leclerc, Ferrari SF-23, Oscar Piastri, McLaren MCL60, Lando Norris, McLaren MCL60, George Russell, Mercedes F1 W14, the rest of the field at the start of the race

 現行F1マシンに対する大きな不満点のひとつは、重量が重すぎるということだ。FIAは2026年のレギュレーション変更で、マシンを小さく軽くすることを目指しており、チームとの”駆け引き”でマシンが重くなることは避けたいと考えている。

 現行F1マシンの最低重量は798kgに設定されている。これにはドライバーやヘルメットなどの装備の重量が含まれているが、それでも2008年のマシン重量585kgと比べると大幅に重くなっている。

 重量増加は主に、ハイブリッド化によるバッテリーの搭載と、ヘイローの導入や衝撃吸収構造の強化などの安全対策によるものだ。

 しかしFIAは、そうした要素による重量増に対応する上で、チームが最低重量を引き上げようとFIAに圧力をかけた結果、マシンの最低重量制限が徐々に上がってきたと認識しているようだ。

 これは2026年に導入される新レギュレーションでは避けたいことであり、新しいルールサイクルの開始時に最低重量をしっかりと決め、それを守る方針を採るべきだとFIAは考えている。

 FIAのシングルシーター担当責任者であるニコラス・トンバジスは、いったん最低重量が設定されれば、チームがそれを達成するのに苦労しているとしても、FIAがその制限を緩めることはないと明言する。

「軽量化を達成することは、チームにとって挑戦であることは明らかだ。簡単にはいかないだろう」

 そうトンバジスは語った。

「しかし、我々はチームに課すリミットを守るつもりであり、上方修正するつもりはない。もしチームがそれを重量を減らすことができなければ、よりハードに努力しなければならないだろう」

 近年は、クラッシュテストの要件が非常に厳しくなっていることもあり、安全性を損なう危険がないという理由で最低重量の制限を完全に撤廃すべきではないかという意見さえある。

 しかしトンバジスは最低重量を撤廃すれば、各チームが軽量化にリソースの大半を集中させる可能性があるため、理想的ではないと考えている。

「重量制限が必要かどうかについては、何度か議論されたことがある」

「しかし、重量制限を完全に撤廃することは、終わりのない軽量化合戦を生み出すことになると我々は考えている。それは予期せぬ結果をもたらすかもしれない」

「だから、2026年に向けて我々が設定している重量制限は、その後も変更されることはない」

「『電気系統を追加したから2キロ追加しよう』とか、『タイヤが少し重くなったからもう数キロ追加しよう』とか、そういうチーム側の2、3キロの”値引き交渉”に屈することはない。我々はそういうことはしない」

「各チームはその限界まで努力しなければならない。2026年には少し重量オーバーのチームも出てくるかもしれない」

 

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