FIA、捨てバイザー”禁止”規則の導入を緩和
FIAは、レース中に捨てバイザーをコース上に捨てることを禁止する動きについて、再考することに合意した。
写真:: XPB Images
FIAは、マシンのブレーキダクトなどに捨てバイザーが詰まることでマシントラブルが引き起こされるのを防ぐことを目的として、開幕戦オーストラリアGPから捨てバイザーをコース上で投げ捨てることを禁止しようとした。しかしチームが懸念を表明したため、その導入がモナコGPまでずれ込むことになっていた。
ドライバーは、外した捨てバイザーをコクピット内に収納する方法について試したが、それ以上に大きな問題があることが指摘された。それは、火災についてである。捨てバイザーはプラスチック製であり、マシンが火災に見舞われた時に燃え上がる可能性があると考えられたのだ。
FIAはこのような状況は理想的ではないことを受け入れ、チームに対しては、モナコGPに向けてのスタンスを変更することが通知されている。
メルセデスのエグゼクティブディレクターであるパディ・ロウは、「我々はレース中に使える捨てバイザーを2枚に制限するつもりだった。私はそれで十分であろうと思う。私は、現実的な方法を見つけるために、FIAとの間に一定の対話が行われることになるだろうと思う」と語っている。
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