リカルドのターボチャージャー故障は、メキシコで使われた”消化剤”が原因と判明

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リカルドのターボチャージャー故障は、メキシコで使われた”消化剤”が原因と判明
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/11/10 16:18

レッドブルのホーナー代表は、リカルドのターボチャージャーが故障した原因は、メキシコで使用された消化剤に含まれる化学薬品だったと明かした。

 レッドブルのダニエル・リカルドは今週末、新しいターボチャージャーを投入して5グリッド降格ペナルティを受けることがすでに決まっている。そのターボチャージャーの故障の原因は、前戦メキシコGPで使用された消火器にあったようだ。

 メキシコGPの決勝レース終盤、リカルドのマシンからは白煙と炎が上がった。チーム代表のクリスチャン・ホーナーによると、マーシャルがその炎を消そうとして使用した消化剤に含まれる化学薬品がターボチャージャーに噴射され、それがダメージを与えたのだという。

 ホーナーはSkyに対し、「もちろんマーシャルは堅実な作業をした」と話した。

「炎が出ていたのを見ただろう。だからマーシャルを責めることはできない。彼は火を消していたのだから」

「しかしその時、消火用の泡がエキゾーストに吹き付けられ、それがターボチャージャーの中で固まった。それでターボがダメになってしまった」

「ダニエルがプールしていた他のターボは、オースティンでエンジンが故障した時のものだ。ルノーは、このような故障が起きた時でもそのターボを利用していたと言うが、通常は(走行距離が)400kmを超えたところでストップする。それゆえ我々は、彼をそうさせたくはなかったのだ」

 レース後には苛立ちを募らせていたリカルドだが、のちにターボチャージャーの問題を聞かされたという。彼は、「先週電話があって、メキシコで(エンジンが)壊れた時に何があったのかを知った」と話した。

「僕はあの週末にこれ(リタイア)を乗り越えたけど、その後で電話があった……だけど、仕方のないことだ」

フェルスタッペン好調もPP争いは微妙

 リカルドに不運が続いている一方で、チームメイトのマックス・フェルスタッペンはトラブルに見舞われることなくメキシコGPで勝利を挙げ、幸運だったとホーナーは語った。

 ブラジルGPのFP2では、フェルスタッペンのマシンのオイル容器にヒビが入っていたことで、大幅に走行時間が失われてしまった。しかしチームは、すでにメキシコGPの時点でこれが起きていたのではないかと疑っている。

「実際には、メキシコでこれが起きていたのではないかと考えている」とホーナーは述べた。

 フェルスタッペンはFP1をトップで終えたものの、ホーナーは、今週末ポールポジションを争えるかどうかについては確信を持てていない。

「残念ながら、ここでは十分ではないと思っている」

「セクター2ではマシンの挙動も非常に良く、セクター1でも問題なさそうだった。だが最終セクターが少し厄介だ」

「ここで2列目のグリッドを確保できれば、我々には良いレースペースがある。他のマシンは我々よりも早い段階でブリスターが発生している。日曜日に気温が上がればうまくいくだろう」

Additional reporting by Adam Cooper

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シリーズ F1
イベント ブラジルGP
ドライバー ダニエル リカルド 発売中
チーム レッドブル 発売中
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース