新時代迎えるF1、TVグラフィックも一新! すべてのファンを魅了する?
F1は2022年シーズンに向けてTVグラフィックを刷新し、よりシャープな映像でファンを魅了することを目指すという。
写真:: FOM
2022年のF1はレギュレーションが変わり、マシンがグラウンド・エフェクトカーに一新された。これを機に、F1は国際放送に映し出されるグラフィックパッケージを大幅に見直した。
以前よりはるかに目立つようなデザインとなり、画面上でも大きなスペースが与えられている。
F1の放送・メディア担当ディレクターであるディーン・ロックは、motorsport.comに次のように語った。
「我々はクルマが新しくなるのに伴い、グラフィックも一新する良いタイミングだと考えた」
「通常のサイクルから考えると、おそらく1年早いタイミングだ。でも新しいレギュレーションと、新しいクルマに合わせて変更しようと思ったんだ」
「新しいデザインは、ルック&フィールのコンセプトからして、これまでとはまったく異なるものだ。大胆で、少し新鮮で、若々しくなっている。デジタルとフィルムから多くの影響を受けている」
2022 TV graphics, Pit stop example
Photo by: FOM
新しいグラフィックは見た目の違いだけでなく、注目点を強調したりドライバーの映像が流れるなど、レースのストーリーを伝える能力をより高めている。
「新しいグラフィックは、画面のいろいろな場所にボルトで固定されている。我々はゼロから始めているので、少し規律を設けている」
そうロックは付け加えた。
「かなりスマートなグラフィックになった。レースウイークエンドには、このグラフィックの中でハイライトを表示することもできる。これをスマートグラスと呼んでいる」
「もしふたりのドライバーを強調したかったら、コメンテーターに注目させればいいんだ。赤旗やセーフティカー、バーチャルセーフティカーなども同様だ」
「チーム無線のグラフィックも、より強調されたものになるだろう」
2022 TV graphics, Full srceen grid example
Photo by: FOM
走行中に表示されるグラフィックだけでなく、放送のイントロやスターティンググリッド、ピットストップなどの表示も一新されている。
ロックは、F1はデータを重視する熱狂的なファンと、カジュアルなファンの両方を満足させる最善の方法を常に検討している、と語った。
「画面上のいたるところに数字があるわけではないんだ」
「我々はこれらの数字をどのように見せるかについて、非常に多くの時間を費やして考えている」
「我々は、それ(数字)を理解してくれるファンがいることを知っている。でももっとカジュアルなファンもいるし、このスポーツに出会ったばかりの新しいファンもいるんだ」
2022 TV graphics, Left hand side states
Photo by: FOM
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