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王座防衛へ開発の手は緩めない……最強メルセデス、スペインに空力アップデート投入

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王座防衛へ開発の手は緩めない……最強メルセデス、スペインに空力アップデート投入
執筆:
, Featured writer
協力: Jake Boxall-Legge
2019/05/10 3:02

メルセデスは、スペインGPにアップデートを投入。改良版のディフレクターとリヤビューミラーを持ち込んだ。

 今季開幕から4戦連続で1-2フィニッシュを達成してきたメルセデスは、スペインGPにアップグレード版のエアロパッケージを投入。他を圧倒する成績を収めているにも関わらず、タイトル争いに向けた開発の手を一切緩めていない。

 まずメルセデスが投入したのは、サイドポッドの外側に設けられたディフレクターだ。これまでは最も大きな銀色のディフレクターの前方に、2枚の小型のディフレクターを搭載してきた。しかしこの小型のディフレクターを3分割。これにより、マシンの中心部を流れる気流を制御しているものと考えられる。

 メルセデスのサイドポッド開口部は、高い位置に設けられており、この部分に設置が義務付けられている衝撃吸収構造も、開口部の上端に置かれている。これにより、サイドポンツーンの下部には、顕著な抉れが存在する。今回アップデートされたディフレクターは、この抉れの部分に沿って流れる気流に影響を及ぼすはずだ。

 前方から2番目と3番目のディフレクターの下部はL字状に曲げられ、後方に長く延びている。この部分は、バージボードによってマシンの側面に流された気流と連携して機能するように見える。

 サイドポッド下部の抉れ部分を通った気流は、マシン後部の”コークボトル”と呼ばれる絞り込まれた部分に吸い込まれていく。これによってマシン後方に低圧の領域を形づくり、ディフューザーの性能を引き上げている。

 ディフレクターの分割を変更することで、それぞれの長さが変わる。これにより、この部分で発生する渦流の位置を、最適な形に移動させていると思われる。

Mercedes AMG F1 technical detail

Mercedes AMG F1 technical detail

Photo by: Giorgio Piola

 またメルセデスは、リヤビューミラーも新型を投入してきた。これまでW10に搭載されていたリヤビューミラーは、ごく一般的なデザインだったと言える。しかしこのリヤビューミラ後方には気流の乱れが生じ、マシンパフォーマンスに影響を与える可能性があった。

 今回メルセデスが投入した新型のリヤビューミラーは、昨年フェラーリが使用したモノに似ている。フェラーリはミラー本体の周りに箱状の枠を作り、後方気流を制御した。このメルセデスのモデルはそれとは異なり、ミラーの上部にだけステーが伸び、その下にミラー本体がぶら下げられている形状になっている。

 このステーの後端は若干下げられており、小さな揚力を生み出している。しかしながら同時に気流を下向きに変え、低圧領域を形成。そこにミラーで生み出された乱流を引き寄せるようにしている。これによって、乱流の方向を制御しているのだろう。

Mercedes AMG F1 technical detail

Mercedes AMG F1 technical detail

Photo by: Giorgio Piola

 また、メルセデスはブレーキダクトにもアップデートを施してきたようだ。彼らはブレーキダクト内部を細かく分割。気流が送られる先を振り分けている。

 当然ブレーキを冷却するためにも空気が送られているが、空力性能向上にも寄与している。ブレーキディスクを覆うように、上下に幅広のダクトが延びているのが確認できる。

 今季からは、フロントの車軸部分から気流を吹き出す”ブロウンアクスル”が禁止された。これは、車軸から気流を吹き出すことで、マシン側面の気流を制御することが狙われている。しかし今回のデザインは、ホイールのリム内側に気流を送り、この部分で回転する気流を制御して、それが作り出す空気抵抗を抑えているようだ。

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第5戦スペインGP
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Giorgio Piola