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ラッセルの苦境はチャンス? 下位チームで実力を証明した21世紀のドライバー5選

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ラッセルの苦境はチャンス? 下位チームで実力を証明した21世紀のドライバー5選
執筆:
2019/04/15 9:00

ウイリアムズの苦境を逆に利用し、自身の才能を証明しようとしているジョージ・ラッセル。彼にとってモデルケースとなるであろうドライバーをご紹介。

 名門ウイリアムズF1チームが、2019シーズンも苦しんでいる。他のチームから置き去りにされ、ルーキーのジョージ・ラッセルとチームメイトのロバート・クビサが、グリッド最後尾争いを展開しているのだ。

 ただ、ラッセルはこれまでの3レースで、クビサを予選・決勝ともに上回っている。

 ラッセルは「おそらく、ほとんどのセッションが複雑でトリッキーな状況だけど、それを最大限に活用して、チームをもっと上のグリッドに押し上げたい。そして、自分に何ができるのかを証明することを目指している」と語っている。

 21歳のラッセルはGP3、F2で連続タイトルを獲得。しかしウイリアムズでは忍耐強くある必要があると認識している。

「ファンやTVの視聴者など、F1を外部から見ている人々は、ドライバーが良い仕事をしているかどうか、完全に理解するのは非常に難しい」とラッセルは認めた。

「それを知る必要がある人々は、僕がどんなパフォーマンスを見せているか、よく分かっている」

 ラッセルにとって幸運なことに、最も遅いマシンでF1にデビューし、そこから飛躍していったドライバーは、21世紀に限っても多くの前例がある。

スライダー
リスト

フェルナンド・アロンソ(2001年/ミナルディ)

フェルナンド・アロンソ(2001年/ミナルディ)
1/5

写真:: Russell Batchelor / Motorsport Images

 2001年にミナルディからF1デビューを果たしたフェルナンド・アロンソ。デビュー戦の予選はポールポジションから3.7秒遅れ。決勝はリタイアの多い荒れたレースだったものの、競争力の劣るマシンで印象的な走りを見せたアロンソは、トップから2周遅れの12位となった。

 結局、F1参戦1年目は最高位10位でポイントを獲得できず。しかし翌年ルノーのテストドライバーに起用されると、2003年にレギュラーへと昇格。すぐに頭角を現し、その年のハンガリーGPで初勝利を挙げ、2005年と2006年にタイトルを獲得した。

 その後はマクラーレンやフェラーリに在籍。311戦に出走、通算32勝を挙げた。

■デビュー戦の結果:12位

■デビュー年のランキング:23位

■F1キャリア:ワールドチャンピオン(2005、2006)、通算32勝

マーク・ウェーバー(2002年/ミナルディ)

マーク・ウェーバー(2002年/ミナルディ)
2/5

 このリストが、ミナルディのドライバーを集めただけではないことを約束しておこう。しかし、集団の最後尾を走ることの多い”厄介なバックマーカー”チームで、ブレークに繋がる走りを見せたドライバーは多いのだ。

 ウェーバーは、アロンソに続く形でチームに加入した。デビュー戦でホームレースとなった2002年のオーストラリアGPで18番グリッドに並んだ時、彼はおそらく、ポイント獲得が期待できない長いシーズンになることを予想しただろう。

 しかし、このレースはスタート直後の多重クラッシュで8台がリタイアと、大荒れの展開となった。ウェーバーは2周遅れながら、トヨタのミカ・サロを抑え5位に入賞した。

 結局、この年はその後ポイントを獲得できなかったが、ウェーバーは自身をアピールする最初のチャンスをモノにしたのだ。

■デビュー戦の結果:5位

■デビュー年のランキング:16位

■F1キャリア:通算9勝、ランキング最高位3位(2010、2011、2013)

ダニエル・リカルド(2011年/HRT)

ダニエル・リカルド(2011年/HRT)
3/5

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 レッドブル育成ドライバーのダニエル・リカルドは、トロロッソのリザーブドライバーとして2011年を迎えていたが、ナレイン・カーティケヤンに代わり、第9戦イギリスGPでデビューを果たした。レッドブルがHRTのシートを買った形だ。

 予選ではポールポジションを記録したマーク・ウェーバー(当時レッドブル)から7秒以上離された。それが、HRTの悲惨さを物語っている。

 リカルドのチームメイトは、ベテランのビタントニオ・リウッツィ。レッドブルは、彼と比較することでリカルドの才能を評価することができた。

 この年の最高位は18位だったものの、リカルドは翌年、トロロッソのレギュラーシートを手にした。

 誰ともレースができないほど遅いマシンでデビューしたリカルドは、今やF1で最高のオーバーテイカーだと評されている。

■デビュー戦の結果:19位

■デビュー年のランキング:27位

■F1キャリア:通算7勝、ランキング最高位3位(2014、2016)

バルテリ・ボッタス(2013年/ウイリアムズ)

バルテリ・ボッタス(2013年/ウイリアムズ)
4/5

写真:: Sutton Images

 2011年にGP3のチャンピオンに輝いたボッタスは、2010年からウイリアムズのテストドライバーとして、F1デビューの機会を伺っていた。

 2012年はF1のみに活動を絞り、フリー走行でF1マシンの経験を積んだ。そして、2013年にレギュラードライバーの座をつかんだのだ。

 しかしボッタスにとっては不運なことに、2013年のウイリアムズはマシン開発に失敗。前年はパストール・マルドナードが優勝するなど、76ポイントを稼いでいたチームが、わずか5ポイントの獲得に終わる大失速を喫したのだ。

 しかしボッタスのデビューシーズンには、2つのハイライトがあった。まずひとつは、カナダGPの予選だ。ウエットコンディションとなった中で、それまでトップ10に食い込めていなかったマシンで3番グリッドにつける好走を見せたのだ。

 彼の初ポイントは、アメリカGP。ウイリアムズが、この年のトレンドだったコアンダ・エキゾーストをやめたことが驚くほど追い風となり、ボッタスは予選9番手、8位フィニッシュを飾った。

 ニコ・ロズベルグの電撃引退により2017年にメルセデス入りを果たしたボッタスは、これまで4勝を飾っている。

■デビュー戦の結果:14位

■デビュー年のランキング:17位

■F1キャリア:通算4勝、ランキング最高位3位(2017)

エステバン・オコン(2016年/マノー)

エステバン・オコン(2016年/マノー)
5/5

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 オコンが2019年のF1に参戦できていないことは、ラッセルにとっての警告であると考える人もいるかもしれない。メルセデスが将来の世界チャンピオンだと評しているにも関わらず、シートを失ったオコンの存在は、若手にとってあまり励みになる例ではないだろう。

 しかし、フォースインディアの買収を巡る政治的な影響を受けたオコンのシナリオは少し特殊だ。ラッセルにとってより重要なのは、彼がどのようにその評価を勝ち獲ったかだ。

 2016シーズン後半から、グリッド最後尾のマノーに加入したオコンは、彼と同じくメルセデスの育成ドライバーでルーキーのパスカル・ウェーレインのチームメイトとなった。

 予選Q3進出や入賞を果たすことはできなかったものの、決勝では半年先にF1デビューしたウェーレインと互角の走りを見せた。その才能とトラック外の姿勢により、フォースインディアと契約。2017、2018年の2シーズンで134ポイントを獲得した。

 メルセデスは2020年に彼をF1に復帰させたいと思っており、彼の将来に期待を寄せているようだ。

■デビュー戦の結果:16位

■デビュー年のランキング:23位

■F1キャリア:ランキング最高位8位(2017)

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