アルピーヌにジェイソン・サマーヴィルが加入。トヨタやウイリアムズ、FIAで活躍した空力専門家が副テクニカルディレクターに
空力の専門家であるジェイソン・サマーヴィルが、ガーデニング休暇を終え、アルピーヌF1チームでの職務を開始した。
Jason Somerville, Alpine
写真:: Alpine
元FIA空力部門責任者のジェイソン・サマーヴィルが、6ヵ月間のガーデニング休暇期間を経て、正式にアルピーヌF1チームに加入した。
サマーヴィルは、FIAでの活動は継続しつつもF1とは関係のない機密性の低いプロジェクトに取り組んでいたが、そのガーデニング休暇期間が終了し、この度アルピーヌF1チームで新たな仕事に就いた。アルピーヌでは新設された副テクニカルディレクターの役職に就任し、テクニカルチーフのデビッド・サンチェス直下で仕事をすることになる。
サマーヴィルは1999年にウイリアムズでキャリアをスタートし、2003年にトヨタへ移籍。副空力責任者も務めた。その後、ルノーや再度ウイリアムズを経た後、FOM(フォーミュラ1・マネジメント)で2022年の技術レギュレーション策定に携わり、2022年にはFIAの空力部門責任者に就任するなど、まさに空力のエキスパートだと言える。
アルピーヌのマネージングディレクターを務めるスティーブ・ニールセンとも、FOMやFIAで共に働いた経験を持っている。
Jason Somerville, Alpine
Photo by: Alpine
「エンストンに戻り、フラビオ(ブリアトーレ)、スティーブ、デビッドとこの新しい役割で仕事ができることを本当に嬉しく思っている」とサマーヴィルは語った。
「ここ数年、チーム環境におけるモータースポーツの競争的な側面から離れていたが、再びその渦中に身を置き、1000分の1秒を競い合い、ポイント、そしてできればトロフィーを目指してライバルと戦える機会を楽しみにしている」
「工場で素晴らしいエンジニア、デザイナー、空力専門家のチームに加わり、業務を開始できることを楽しみにしている。そして、そう遠くない将来、チームの成功に貢献できればと思っている」
サマーヴィルは、F1の2026年のレギュレーション策定においても重要な役割を果たした人物のひとりだった。彼の辞任に伴い、FIAは彼の以前の職務を、シングルシーター部門責任者のヤン・モンショーを含む複数の職員に分担させた。
しかしFIAは、ロンドンを拠点とする空力チームをさらに強化するため、ここ数ヵ月で重要な人材を採用したことも分かっている。
アルピーヌは、2025年シーズンの1年間を新レギュレーションへの対応に向けた開発計画に費やし、2026年シーズンを良い形でスタートさせた。4戦を終えた時点で、ピエール・ガスリーとフランコ・コラピントは合わせて23ポイントを獲得。同チームはコンストラクターズランキングで5番手につけており、中団グループをリードしている。
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