F1、中国PC大手レノボとグローバル・パートナー契約を締結。傘下モトローラも公式スマホスポンサーに
レノボはF1公式パートナーから、グローバル・パートナーへと昇格した。
George Russell, Mercedes F1 W15
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
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F1は、中国のPC大手レノボとグローバル・パートナーシップ契約を結んだことを発表し、2025年以降ふたつのグランプリでタイトルスポンサーを務めることとなった。
これまでF1の公式パートナーであったレノボだが、今回の発表によりアラムコやハイネケン、カタール航空、アメリカン・エキスプレスといったF1グローバル・パートナーに名を連ねることとなった。
また今回の契約では、レノボの子会社であるモトローラがF1のグローバル・スマートフォン・スポンサーに任命された。
そしてレノボはグローバル・パートナーとして「サーキットや遠隔地でのグランプリ開催をサポートするため、最先端のテクノロジーデバイス、ソリューション、サービスをF1に提供する」としている。
F1のステファノ・ドメニカリCEOは、発表に際して次のように語った。
「レノボがF1のグローバル・パートナーになることを嬉しく思う。このスポーツに加わって以来、レノボの創造性、テクノロジーとイノベーションへの情熱は、ファンにとって一生に一度の瞬間をより多く作り出そうというF1の野望をサポートしてきた」
「今日、レノボとのパートナーシップは新たな章を迎えた。レノボとの協力関係を継続し、F1が今後も世界で最も技術的に進歩したスポーツであり続けるために、我々が共有する精密さ、革新性、持続可能性へのコミットメントを活用していくことを楽しみにしている」
Oscar Piastri, McLaren MCL38
Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images
F1とレノボのコラボレーションは、AIや仮想現実、持続可能性の向上といった領域にも及ぶ。
「F1グローバル・パートナーになり、パートナーシップを次のレベルに引き上げることができるのを嬉しく思う」
レノボの会長兼CEOの楊元慶はそう語った。
「我々は共に、テクノロジーとモータースポーツの未来を作るだけでなく、最先端技術の進歩が全ての人に恩恵をもたらし、世界のどこにいても忘れられない体験を想像することを確かなモノにしているのだ」
F1人気が高まっているため、各方面からスポンサー契約やパートナー契約を望む声が上がっている。ここ最近では、アメリカでのF1人気の高まりを活用すべく、スペイン最大手の銀行であるサンタンデールがF1公式パートナーに就任することが発表された。
サンタンデールは現在、フェラーリのチームスポンサーを務めているが、この契約は今年限りで満了を迎え、成長を続けるF1のパートナーに加わることとなる。
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