F1オーストリアGP、開催契約を2027年シーズンまで延長。舞台はお馴染みレッドブルの”お膝元”

F1オーストリアGPのプロモーターがF1の商業権を持つFOMと、新たに4年間の契約延長に合意。少なくとも2027年まではF1カレンダーにオーストリアの名前が残ることとなった。

Valtteri Bottas, Alfa Romeo C42

 F1オーストリアGPの開催契約が更新され、少なくとも2027年シーズンまではF1カレンダーに残ることとなった。

 かつてA1リンクと呼ばれたレッドブルリンクで開催されているオーストリアGP。2004年以降は10年の空白期間があったものの、レッドブルによるコース買収と改修を経て、2014年以降は毎年グランプリを開催してきた。

 F1の商業権を持つFOMとオーストリアGPプロモーターとの間で交わされていた従来の開催契約は、6月末から7月初頭にまたいで開催される2023年大会で満期を迎えることとなっていた。しかし今回、プロモーターとFOMが新たな契約を結んだことで、少なくとも2027年シーズンまでF1カレンダーに名を連ねることとなった。

 オーストリアGPの開催契約延長に際して、F1のステファノ・ドメニカリCEOは次のように語った。

「オーストリアGPは、チャレンジングなコース、高速バトル、そして美しい会場が完全に融合している。この新しい契約のもと、少なくとも2027年までレッドブルリンクにグランプリが赴くことを嬉しく思っている」

「シュピールベルグへの復帰から10年目を迎えるにあたり、この契約更新に関わった全ての人、特にプロモーターとレッドブルに感謝したい」

「また、私はディートリッヒ・マテシッツにも敬意を表したい。彼がF1にもたらした愛と情熱、そしてビジョンがイベントの継続的な成功に繋がり、このF1をオーストリアだけでなく世界を熱狂するスポーツへと押し上げたのだ」

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18 leads at the start

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18 leads at the start

Photo by: Alessio Morgese

 現役F1ドライバーの中ではレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、レッドブルの”お膝元”で最も成功を収めており、2018年と2019年、2021年に勝利を飾っている。昨年大会については、フェラーリのシャルル・ルクレールが制している。

 オーストリアGPがF1に復活して以降、近年では数万人のフェルスタッペンファンがオランダから大挙してサーキットに詰めかけ、毎年カレンダー屈指の盛り上がりを見せている。昨年は30万人の観客を迎え、チケットは完売。2014年の復活以降、延べ139万人のファンがサーキットに足を運んでいる。

 オーストリアGPのプロモーターであるエーリッヒ・ウルフは、契約更新に関して次のように語っている。

「我々はF1との特別なパートナーシップを誇りに思っており、さらに4年間、レッドブルリンクにモータースポーツの最高峰を迎えることができるのを心から嬉しく思っている」

「この契約延長にサインすることで、F1はオーストリアやシュピールベルグ州、そしてムルタル地方に大きな貢献を果たすこととなる」

 
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