チームオーダー無視のコラピント、アルピーヌから絞られた? レース直後からコメント一転「どんな状況でも指示には従わなければならない」
フランコ・コラピントはアメリカGPでチームオーダーを無視したが、チームとの議論を経て「どんな状況でもチームの指示には必ず従わなければならない」とコメントした。
写真:: Simon Galloway / LAT Images via Getty Images
アルピーヌのフランコ・コラピントは、F1アメリカGPの決勝レースでチームの指示に反して僚友ピエール・ガスリーを追い抜き、物議を醸した。しかしながらチームと話し合いの場を持ったことで、コラピントは考えを改めたようだ。
アメリカGPの決勝では、2ストップ作戦を採ったガブリエル・ボルトレト(ザウバー)が、残り10周ほどでコラピントにプレッシャーをかけていた。コラピントらほとんどのマシンは、1ストップ戦略だった。
ボルトレトは最下位を免れようと必死に前を狙っていたが、一方のコラピントはチームメイトのガスリーに1周あたり0.7秒ずつ追いついており、足止めを食らうようになっていた。
そんな中、アルピーヌからは54周目に「ポジションを維持せよ」との指示が出されたが、コラピントは驚いた様子で「待って、ポジションキープ? でも彼は遅いよ!」と反論した。
結局、コラピントは指示を無視してガスリーを追い抜き、17位でフィニッシュ。ガスリーはボルトレトにも抜かれ、完走した中で最下位の19位に終わった。
アルピーヌはこの行為を問題視し、コラピントに注意をした様子だ。メキシコシティGPを前にしたチームのプレビューで、コラピントは次のようにコメントした。
「日曜にチーム内で起きたことについてはすでに内々で話し合われた。そしてどんな時でもチームの指示には従うべきだということは明確になっている」
「僕たちは一体となって、すべてのセッション、レースウィーク全体でより良い結果を追い求めるという共通の目標に向かって進んでいる」
こういったコメントは、オースティンでのアメリカGP直後の発言とは対照的だ。当時のコメントは以下の通り。
「最後のスティントでは僕の方が明らかにピエールより速く、後ろからはボルトレトがかなり激しく攻めてきていた。彼(ボルトレト)は自分たちよりも相当速かった」
「あの時はピエールが遅すぎて本当にどうしようもなかった。だから僕が前に出るのが状況として一番良いと思った。2台とも抜かれてしまうのを避けたかったんだ」
「他のサーキットではチームも僕らにレースをさせてくれた。今回は状況的に僕が前に出るのが最善だったと思う。ボルトレトに攻められていたので、そうしないと両方抜かれていただろう。レースの全データを見直して、ひとつひとつの瞬間を分析していく必要がある」
また、ポイント圏外の17番手を争っている状況でチームオーダーが出たことについて驚いたかと尋ねられると、コラピントはこう答えていた。
写真: Sam Bloxham / LAT Images via Getty Images
「どうだろう。チームとしては来年に向けて強くなろうと必死に取り組んでいるし、とにかくあらゆる状況を分析して改善しようとしている最中だ。たとえポイント争いではなくても、あらゆる瞬間が重要であり、その中で毎回最善の判断を下そうとしている」
こういった内輪の騒動は抜きにしても、最近のアルピーヌは非常に苦戦している。特にサマーブレイク明けの低迷は顕著であり、直近4戦では2台とも15位以内に入ることすらできていない。
コラピントは最新のプレスリリースの中で次のように述べた。
「オースティンはマシンに手を焼き、非常に厳しい週末になった」
「フリー走行が1回しかなく、コンディションも難しくて、マシンのバランスをうまく見つけられなかった。なぜあれほど苦戦したのかをもっと詳細に理解し、今後に向けて修正していく必要がある。現在のパッケージでは、年末まで厳しい戦いが続くことを覚悟している」
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