F1

レッドブル代表は、ペレスの将来についてなぜ”意図”という言葉を使ったのか? 「負傷したら我々にはどうすることもできない……でも彼と続けるのが”意図”だ」

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ペレスを来季も起用し続けるのはチームの「意図」だと語った。なぜ意図という言葉を使ったのか? その理由についてホーナー代表が説明した。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2023/11/11 9:09

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Sergio Perez, Red Bull Racing, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing

 レッドブルが今季限りでセルジオ・ペレスとの契約を解除し、来季マックス・フェルスタッペンのチームメイトに別のドライバーを起用するという噂は、依然根強い。同チームのホーナー代表がペレスを来季も走らせるのはレッドブルの「意図」という言葉を使ったことで、これに何らかの意味があるのではないかという視点で噂にさらに火がつくことになった。

 この「意図」という言葉を使った理由についてホーナー代表が弁解。改めて来季もペレスがレッドブルのマシンを走らせると説明した。

 今シーズンのペレスは、シーズン序盤は市街地コースを中心に高いパフォーマンスを発揮し、フェルスタッペンと互角の走りを見せた。しかしシーズンが進むにつれてふたりの差は広がることになった。第4戦アゼルバイジャンGPで勝利した後、ペレスはシーズン3勝目を挙げることができず、対するフェルスタッペンはサンパウロGPまでに17勝を積み重ねた。

 ここ数戦、ペレスは表彰台を争うパフォーマンスを発揮しているものの、それ以前は予選でも下位に低迷することが多く、今季限りで更迭されるのではないかという噂に繋がったのだった。

 ペレス本人やホーナー代表はこの噂を否定し、来季も今季と同様フェルスタッペンとペレスのコンビがレッドブルのマシンを走らせると主張し続けている。そんな中でホーナー代表は、メキシコシティGP終了後にペレスも来季を走らせるのはチームの「意図」と発言した。この「意図(intention)」という言葉を使ったことで、ペレスの将来は不安定なのではないかという見方に拍車がかかった。

 ホーナーが語ったコメントは、以下の通りである。

「チェコ(ペレスの愛称)は来年について我々と契約を結んでいる。2024年に彼が我々のクルマに乗るというのが、我々の”意図”だ」

「彼が(ドライバーズランキング)2位でシーズンを終えられるように、我々は全力でサポートするつもりだ。しかし、2位で終えられなかったとしても、チームを去る前提条件になるわけではない」

 このコメントで使われた「意図」という言葉に何か意味があるのか? そう尋ねられたホーナー代表は、ペレスが来季チームに残ることに疑いの余地はなく、もしペレスがレッドブルのマシンをドラアイブしないのであれば、それは何らかの突発的な事象が起きた場合だけだと説明した。

「チェコが来年も我々のドライバーになるということについて、絶対的な自信と明確さを持っている」

 そうホーナー代表は語る。

「でももし彼が負傷したり、そういうことが起きたら、我々にはどうすることもできない。そういう状況が存在し得る。しかし明確な計画、つまり明確な”意図”とは、彼が引き続きレッドブルのマシンをドライブし続けるということだ」

「今後も現在のラインアップを続けるつもりだ。我々はアルファタウリとレッドブル・レーシングのドライバーを既に発表した。それが我々が2024年のレースに挑む形だ」

 ホーナー代表は、ペレスに関する噂を否定しなければいけないことを理解しているものの、噂が依然として止まらないことについて、レッドブルに影響を及ぼすことはないと主張する。

「それは外野の騒音にすぎないし、真実ではない。チーム内部では全てが常にクリアだ」

 ただ、ペレスが不調に喘いだことを考えれば、そういった噂に晒されることは避けられなかったともホーナー代表は語った。

 この噂が持ち上がっていることについて、ペレスに影響があったか? そう尋ねられたホーナー代表は次のように語った。

「おそらく影響はあっただろう。でも、我々が彼について見てきたこと、そして彼の強みのひとつは、彼の面の皮が非常に厚いということだと思う」

「彼は何度も自分自身のことを立ち直らせ、自分を磨き、そして立ち上がってきた。今も同じことをしているといいんだけどね」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 FIA、F1コミッショナーを任命。FOMやチームとの交渉窓口に……F1の計画策定と改善もサポート

次の記事 フェルスタッペン圧倒的強さの理由は、マシンの出来の良さにあらず……レッドブルのホーナー代表「マックスの”レースを読む力”が卓越している」

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1 2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1 2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1 2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

セルジオ ペレス



これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク

F1

F1

シンガポールGP

3 日前

これまでのシンガポールGPとは一味違う? 初のスプリント開催という”挑戦”に、ドライバーたちはワクワク



バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

10 日前

バクーで“ヒヤリ”。F1マシンの速度差問題は改善傾向も、未だ危険だとペレス「近いうちに何か良くないことが起きるのではないか」



ボッタス、3戦連続でペレスの前を走れず。バクーでは全くついていけず大差つけられ「調べなければいけないことがたくさん」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

12 日前

ボッタス、3戦連続でペレスの前を走れず。バクーでは全くついていけず大差つけられ「調べなければいけないことがたくさん」

More from

レッドブル



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1

シンガポールGP

4 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」

F1

F1

シンガポールGP

12 時間前

フェルスタッペン、シンガポールGP未勝利の呪い解いて2連勝「ここまで長かった」



フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

F1

F1

シンガポールGP

1 日前

フェルスタッペン、シンガポールGP初優勝に向け油断せず「ロングランは誰もできていない。スタートは改善しなきゃね」

最新ニュース



「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

3 時間前

「マルケスとの戦いは最後まで厳しいだろう」マルティン、インドネシアGP3位でランキング首位維持。残りレースは5戦!



F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗

F1

F1 F1

シンガポールGP

4 時間前

F1分析|フェルスタッペン、VSC中にピットストップしたかった? ”壊れかけのラジオ”越しの訴え。フェラーリは戦略失敗



フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ

MotoGP

MGP MotoGP

インドネシアGP

4 時間前

フェルミン・アルデゲル、インドネシアGPの転倒で右手を骨折。帰国して手術へ



ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ

第9戦・第10戦富士

5 時間前

ドライバーの“さび取り”と新参チームの進歩で掴んだ3位表彰台。松下信治、トップ争い演じ「久しぶりにアツい感覚を思い出した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録