F1
ボルトレト、今後数年アウディで活躍か「条項とかないし、長期プロジェクトだからね」2年目も成長実感中
ガブリエル・ボルトレトは、今後もアウディに長期間残留する見込みであると語った。
Jake Boxall-Legge Erick Gabriel
公開日時: 2026/08/16 10:40
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2025年にアウディF1の母体であるザウバーに加入してF1デビューを果たしたガブリエル・ボルトレト。彼はアウディとは長期契約を結んでおり、今後数年間にわたって現チームでレースを続けることになるという。
ボルトレトはルーキーイヤーに19ポイントを獲得する活躍を見せ、2026年シーズンもチームメイトのニコ・ヒュルケンベルグを上回る結果を残している。これまでのレースでアウディは12ポイントを獲得しているが、そのうち10ポイントはボルトレトが稼いだモノだ。
今季のハイライトのひとつとなったのはベルギーGPだろう。アウディはパワーユニットの出力で他メーカーに劣っているため、スパでは苦戦すると見られていたが、ボルトレトが予選Q3進出し9番手を獲得。レースではランド・ノリス(マクラーレン)のグリッド降格もあり8番手からスタートするとポジションを守りきって4ポイントを獲得した。
F1のワークスチームとして新たなスタートを切ったアウディにとって、2026年は学習のシーズンとなっている。そんななかでもボルトレトはチームの長期的な目標を信じていると語り、Motorsport.comブラジル版の取材に対し、今後数年間にわたってチームに残る契約を結んでいると明かした。
「機密事項だから詳しくは言えないけど、言える範囲で言えば条項はないとだけ言っておこう。僕はアウディと長期契約を結んでいる。すでに話してきたことだけど、来年もアウディにいるし、来年だけでなく、その後数年間もチームにいるよ」
ボルトレトはそう語る。
「最初からずっと言っているように、これは長期的なプロジェクトだ。マッティア(ビノット/プロジェクトリーダー)はいつも2030年について話している。そういうことだと思ってもらえればいい。僕たちはこのプロジェクトを本当に信じている。僕が加入したときから信じていたし、彼らも僕のポテンシャルを信じてくれている。言えるのはそれだけだ。これは長期的なプロジェクトなんだ」
「とてもワクワクしている。今年は新しいクルマと新しいエンジンを作るという、最初のステップの年だったからね。来年はまた一歩進んで、その後は物事を実際の形にしていけるようになるだろう」
Gabriel Bortoleto, Audi F1 Team
Photo by: Guido De Bortoli / LAT Images via Getty Images
一方、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグが来季の契約を結んでいるかについては、ボルトレト自身も明確には把握していないと認めた。とはいえボルトレトは経験豊富なベテランドライバーと仕事をすることを非常に楽しんでいると強調した。
「僕のシートが確保されていることは言える。他の人の契約について話すつもりはないけど、ニコと仕事をするのは本当に楽しい」と、ボルトレトは言う。
「これは僕がはっきりと言っておきたいことだ。彼は本当に好ましい人だ。速くて経験豊富だし、チームに多くのポジティブなものをもたらしてくれる。今後どうなるかは様子を見てみよう」
「でも僕は満足している。自分自身を信じているし、自分のポテンシャルも信じている」
■ルーキーイヤーを経て「まったく違う」ドライバーに
また自身の成長について語ったボルトレトは、昨年F1デビューを果たして以来、ドライバーとして大きく成長したと感じているという。
ボルトレトは2024年にFIA F2でいきなり王者となる速さを見せ、多くのチームから注目を集めた。そしてザウバー/アウディは、当時所属していたマクラーレンの育成契約からボルトレトを解放してもらい、2025年のF1ドライバーに抜擢した。
そんなボルトレトだが、マクラーレンのドライバー育成プログラムに所属していた期間も1年だけだったため、F1マシンを走らせる機会はほとんどなかった。彼にとっては、2024年にオーストリアで参加したTPC(旧車テスト)が、アブダビテストでザウバーのマシンに乗るまでに経験した、唯一の本格的なF1走行機会だったのだ。
ボルトレトは、F1にたどり着いた当初は「非常に未完成」な状態だったと振り返り、2025年序盤から急速な成長を求められたと語った。
「まったく違う。F1に来たときの僕は、まだすごく未完成だった。すべてがあまりにも早く進んだ。F1に挑戦する機会も、突然目の前にやってきた。テストもほとんどしていなかったし、TPCすらほとんど経験していなかった」
「基本的には、いきなりF1シーズンに入った。バーレーンでプレシーズンテストをして、それで準備は終わりだった。だから、1年間で学んだことは本当に多かった。今でもたくさん学んでいる。ずっと支えてくれるチームにも恵まれたと思う」
「昨年はいくつか素晴らしい瞬間を経験できた。今シーズンも、自分のこれまでの戦いにはとても満足している。僕たちは一緒に多くのことを成し遂げてきたし、クルマもどんどん競争力を高めている」
【PR】2026年のF1™を見るならFOD。至極の体験『F1® TV』連携プランも!
関連ニュース:
F1アウディ代表、サインツJr.&ピアストリ移籍の憶測を否定「いつか我々が競争力を持てるという認識になっている証拠」
F1アウディ、今季残りのマシン開発はシャシー改善に集中へ。PUの次の改良は2027年に予定
F1F1参戦開始からたった半年で代表交代、さすがに早すぎでは? なぜ“今”なのか……キャデラックCEO、新代表の言葉から真意を探る
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 リンドブラッド、F1ルーキーイヤーは”予想以上”のシーズン前半「夢のような日々を生きている」
次の記事 フェルスタッペン、後半戦の”優先事項”は「週末の途中でパフォーマンスが落ちてしまう問題を解決する必要がある」

More from
Jake Boxall-Legge

メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う
F1
F1
バーレーンGP
6 日前
メルセデス、待望のアップデートパッケージ投入。エンジンカバーの形状一変でダウンフォース増狙う

オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現
F1
F1
アゼルバイジャンGP
14 日前
オコン、ハース以外のチームとの交渉を認める。去就不明の2027年に向けて自身を「フリーエージェント」と表現

2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に
F1
F1
アゼルバイジャンGP
16 日前
2027年のF1レース15km短縮で合意。パワーユニットの変更に対応……レース中断時の3時間制限も撤廃に

More from
ガブリエル ボルトレト

ボルトレト、所属マネジメント会社”創設者”アロンソの真の姿を暴露「あの皮肉屋なところが笑えちゃう!」
F1
F1
アゼルバイジャンGP
14 日前
ボルトレト、所属マネジメント会社”創設者”アロンソの真の姿を暴露「あの皮肉屋なところが笑えちゃう!」

“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向
F1
F1
イタリアGP
1 ヵ月前
“斜め停車”角田裕毅のお咎めなしにアウディが待った! エクストラフォーメーションラップ時の規則適用に懸念、異議申し立ての意向

アウディ、F1イタリアGPで24週間待ったアップデートを投入。一体何が変わった?
F1
F1
イタリアGP
1 ヵ月前
アウディ、F1イタリアGPで24週間待ったアップデートを投入。一体何が変わった?

More from
アウディ

アウディF1育成の有望株、フレディ・スレイターの2027年F2参戦が決定……強豪インヴィクタに加入「新たな挑戦に挑むのが楽しみ」
FIA F2
FIA F2
マドリッド
22 日前
アウディF1育成の有望株、フレディ・スレイターの2027年F2参戦が決定……強豪インヴィクタに加入「新たな挑戦に挑むのが楽しみ」

角田裕毅の10位入賞どうなる? アウディがイタリアGPの結果に対して正式に異議申し立てへ
F1
F1
イタリアGP
27 日前
角田裕毅の10位入賞どうなる? アウディがイタリアGPの結果に対して正式に異議申し立てへ

アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」
F1
F1 1 ヵ月前
アストンマーティン・ホンダの躍進は、アウディにとって脅威に? マクニッシュ「中団は非常に熾烈な戦いになる」
最新ニュース

ラズガットリオグル、母国トルコのMotoGP復活に向け自ら動く「2028年にMotoGPを呼び戻せる可能性がある」
MotoGP
MGP MotoGP 57 分前
ラズガットリオグル、母国トルコのMotoGP復活に向け自ら動く「2028年にMotoGPを呼び戻せる可能性がある」

インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」
MotoGP
MGP MotoGP
インドネシアGP
4 時間前
インドネシアGPとの相性が最悪のマルク・マルケス、ドゥカティも苦戦を覚悟?「10点か12点失っても悪くはない」

”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」
F1
F1 F1
バーレーンGP
4 時間前
”俺たち”はレッドブルの判断を見習うべき? ルクレール「彼らが選択を外さない理由を理解しないと」

MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
8 時間前
MotoGP、2027年から新フォーマット導入。スプリント予選追加、ウォームアップ廃止など変化
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録