ガスリー、新型コロナウイルスに感染。トレーニングのためドバイ滞在中
アルファタウリ・ホンダのドライバーであるピエール・ガスリーが、新型コロナウイルスに感染。現在、自己隔離中であることが分かった。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのドライバーとして今季もF1に挑むピエール・ガスリーが、新型コロナウイルスの検査で陽性になったことが明らかになった。
ガスリーはシーズン開幕に向けたトレーニングの一環として、ドバイに滞在中である。しかし日曜日(1月31日)の現地時間夜に、SNSで新型コロナウイルスに感染したことを自ら報告した。ガスリーは新型コロナウイルスに感染した6人目のドライバーだということになる。
「新型コロナウイルスの検査で、陽性だったことをお知らせしたい。この数日間に接触があった全ての人にも、それをお知らせした」
ガスリーはそう語った。
「現在僕は、現地の保健当局によって設定された手順に従い、自己隔離している」
「気分は問題ない。そして隔離された状態で、自宅でトレーニングのプランを続けるつもりだ。みんなも気をつけて」
前述の通り、ガスリーはこれで新型コロナウイルスに感染した6人目のF1ドライバーということになるが、シーズン終了後に感染したのは3人。しかもその3人がいずれも、ドバイ滞在中または同地を離れた後に陽性という結果が出た。
マクラーレンのランド・ノリスは、休暇中にドバイを訪問していた際、新型コロナウイルスに感染していることが発覚。同地で自己隔離を行なった。またフェラーリのシャルル・ルクレールは、ドバイからモナコに帰国した際に陽性であることが判明した。
ガスリーは昨シーズン終了直後、新型コロナウイルスへの注意を怠らない必要があると認めたが、シーズン中に会えなかった人たちと会うために多くの時間を割きたいとも、motorsport.comの取材の際に語っていた。
「周りの人たちと接するのには、十分注意したいと思う。しかし、クリスマスには家族と会うために時間をとり、そして家族と時間を共にしたいと思っている」
そうガスリーは語った。
「友人についても同様だ。フランスに2ヵ月滞在した際、彼らはすぐそこにいたんだけど、僕は彼らに言ったんだ。『申し訳ない。会えたらいいと思う。しかし状況が分からないから、リスクを冒したくはないんだ』とね」
「自由に行動できないのは、少し苛立たしいことだ。少し檻に閉じ込められているような気がする。本当にやりたいことをやったり、会いたい人に会ったりする自由がないんだ」
「オフシーズンにある限られた時間の間に、シーズン中よりも良い個人的な生活を送れるようにしたいと思っている」
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