ガスリー、0.056秒差でまさかの予選Q1敗退。「小さなミスが、高くついた……」
アルファタウリのピエール・ガスリーは、F1第9戦トスカーナGP予選で16番手に沈んだ理由について説明した。
写真:: Charles Coates / Motorsport Images
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1第8戦イタリアGPで劇的な初優勝を挙げた後、第9戦トスカーナGPでもフリー走行から上位につける走りを見せていた。しかし、予選ではわずか0.056秒差でQ2進出を逃し、決勝を16番グリッドからスタートすることになった。
ガスリーはQ1敗退となった理由について、僅差の中団争いではミスをする余地はなく、彼とチームはミスを犯した代償を支払ったのだと語った。
「(イタリアGPでの)素晴らしい結果の後、僕たちにとっては明らかに残念な予選だ」
「僕たちは予選で大幅に後退した。今季これまでなかったようないくつかのミスを犯した。僕たちはマージンを持っていたけど、この中団争いでミスが高くついた」
ガスリーは、予選アタック中にハイブリッドパワーが早く切れてしまったと明かしたが、彼らが犯したミスはそれだけではなかったという。
「SoC(State of Charge/充電の状態)が足りなくて、フィニッシュラインのかなり前でデプロイメント(ハイブリッドのアシスト)が切れてしまった。それで0.1秒くらい失った」
「また、FP3の後にいくつかセットアップ変更を行なったけど、それが正しい方向に進まなかった。僕たちは、FP3よりも遅くなった理由を分析している。燃料が少なくなって、クルマがグリップを失ってしまったんだ。僕たちはまだそれを調査中だ」
「でも僕は誰かを非難しているわけではない。今日はチームとして完璧な仕事ができなかったと言っているだけだ。でも、今日は小さなミスがいくつかあって、それが大きな代償となった」
イタリアGPでは優勝を果たしているだけに、今回の結果には失望しているのではないかと訊くと、ガスリーはmotorsport.comに次のように答えた。
「いや、そんなことはない。この結果は、中団争いの現実を示しているだけなんだ」
「先週は異例だったけど、中団争いがタイトなのは分かっている。今日のようにミスをする余地はないんだ」
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