2年前、骨折しながらGP2初勝利を挙げたシルバーストンに挑むガスリー

シェア
コメント
2年前、骨折しながらGP2初勝利を挙げたシルバーストンに挑むガスリー
執筆: 田中健一
2018/07/05 9:08

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、交通事故に遭った直後にもかかわらずGP2初勝利を挙げた”思い出”の地で行われるイギリスGPへの意気込みを語った。

 F1史上初の3週連続開催。その最後を飾るのは、伝統のイギリスGP。舞台はシルバーストン・サーキットである。

 トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーにとってシルバーストンは、GP2で初勝利を挙げた想い出の地でもある。

「いくつかの点で、シルバーストンに戻るのは、僕にとっては不思議なことだ」

 そうガスリーは語る。

「僕がそこで最後にレースをしたのは、2016年のこと。初めてGP2での勝利を挙げた時のことだ。それは素晴らしいことだったけど、両親と一緒に自動車事故に遭ってしまった週末でもあった。金曜日、サーキットに向かう途中で、大事故に遭遇してしまい、僕は椎骨を骨折してしまった。でも、僕の母親ははるかに深刻な怪我を負い、集中治療のために2カ月間病院で過ごしたんだ。死の淵も彷徨った。だからその週末には、僕はあらゆる種類の感情を経験することとなった」

 ガスリーはそう、複雑な想い出を振り返る。しかし一方で、サーキットについては好印象を持っているようだ。

「サーキットについては、僕は本当に気に入っている。レイアウトは非常に複雑で、いくつかの伝説的なコーナーがある。現在のF1マシンでマゴッツ〜ベケッツを走るのは、本当に印象的だろう。そして、熱狂的なイギリスのファンがいつもいるから、特別な雰囲気があるんだ」

「それは本当に最高の週末になるだろうし、とても楽しみにしている」

 トロロッソ、そしてホンダの欧州での拠点は、シルバーストンからほど近いところにある。

「僕らは今週末、トロロッソの風洞施設があるビスターに滞在している。そしてその前には、ミルトンキーンズにある、ホンダのF1施設にも初めて訪れる。僕はそこにいるみんなに、残りのシーズンも引き続き懸命に働き、進化を続けていくためのモチベーションを持ってもらうつもりだ」

 レッドブルのすべてのドライバーが集まっての、クレイ射撃イベントにも参加したと言うガスリー。彼はかつて、レッドブルの本拠地でもあるミルトンキーンズに住んでいたこともあった。

「数年前、僕は1年半にわたって、ミルトンキーンズに住んでいた。そこは、シルバーストンからそれほど遠くない。当時の僕は、レッドブル・レーシングのシミュレーターで、多くの時間を費やした。だから、そこに戻ってこられて嬉しいよ」

次の F1 ニュース
シルバーストンで巻き返しを狙うハートレー「運の良い週末」を期待

前の記事

シルバーストンで巻き返しを狙うハートレー「運の良い週末」を期待

次の記事

”上出来”の週末を過ごしたハース、ルノー倒しランキング4位目指す

”上出来”の週末を過ごしたハース、ルノー倒しランキング4位目指す

この記事について

シリーズ F1
ドライバー ピエール ガスリー
チーム トロロッソ
執筆者 田中健一
記事タイプ 速報ニュース