ガスリーの将来はどうなる? レッドブル重鎮マルコとの会食は「とてもポジティブだった」
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、オーストリアGP終了後にレッドブルのヘルムート・マルコと将来に関して話し合う機会があり、非常にポジティブなものだったと明かした。
2021年シーズンもアルファタウリから継続参戦しているピエール・ガスリー。彼はオーストリアGP後にレッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコと会食し、将来に関してポジティブな話ができたという。
ガスリーはレッドブル復帰という目標を公言しているが、2022年に関してはセルジオ・ペレスが続投確実と見られているため、そのチャンスはほぼ無いだろう。そのため移籍の可能性なども噂として書き立てられているが、この会食では将来に関してポジティブな話ができ、ガスリー本人としても現在の状況に満足していると語った。
「オーストリアで僕らは話をして、一緒に美味しい昼食をとったんだ」
motorsport.comにマルコと将来に関する話をしたのかと訊かれたガスリーはそう答え、さらに次のように続けた。
「いろいろなことについて話したけど、彼らの計画や、将来をどう考えているのかについてより理解できたのは本当にポジティブなことだったと思う。というのも、僕らはまだ契約が残っているからね」
「それで、将来どうなるかを見てみよう。彼らは僕のパフォーマンスや、チームにもたらしているモノに本当に満足していることも分かっている」
「だからそれが僕の集中すべきことだし、様子を見てみよう。でも、彼と話ができて良かった」
またガスリーは、2022年の大幅なレギュレーション変更がアルファタウリにとってポジションを上げていく良い機会になると考えている。ただその一方でそれがチャレンジングなことであるとも認めた。
「客観的に見ると、(良い方と悪い方の)どちらに向かってもおかしくないと思っている」
「僕らがクルマになにか上手く機能する特別な“トリック”をひとつでも見つけられたなら、来年はより良い結果を得られる可能性がある」
「同時に、何か大きなモノを見失う可能性もある。デザイナーと話すけど、とても難しい」
「ゼロから始めると多くの方向性がある。そうすると、どこに向かうかを知るのは本当に難しい。その段階でも何も見逃していないかを確かめないといけない」
「そして来年は未知の要素が多く存在する。でもパドックで本当に強くなるのが誰なのかは、誰にもわからないと思う」
「当然、これまでの蓄積があり設備もあるトップチームは適切な道を進むチャンスをより多く手にしていると思う。だけど保証されたものは何もないし、来年は良いサプライズがあるかもしれないんだ」
「今年、僕らは2019年型マシンのリヤエンドを使っている。だから今他チームが走らせているモノからは2年落ちだ」
「だから2022年の変化にはいくつものポジティブなモノがあると思う。それがこの変化を良い方向に捉えている理由だ。どうなるか様子を見てみよう」
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