F1 モナコGP

チーム戦略とも違うじゃないか……! アルピーヌのガスリー、不必要な同士討ちに憤慨。僚友オコンに“変化”求める

ピエール・ガスリーは、F1モナコGPのオープニングラップで接触したアルピーヌのチームメイト、エステバン・オコンに「変化を起こす」よう求めた。

Pierre Gasly, Alpine A524, Esteban Ocon, Alpine A524, Lance Stroll, Aston Martin AMR24, the remainder of the field at the start

 F1モナコGP決勝のオープニングラップで、赤旗が振られる直前にアルピーヌのピエール・ガスリーとエステバン・オコンが同士討ち。ガスリーは、オーバーテイクを仕掛けた側のオコンに対して「変化を起こす」よう求めた。

 アルピーヌは、レースでのオーバーテイクが難しいモナコGPで今季最高の予選結果を手にし、ガスリーが10番手、オコンが11番手につけた。

 決勝スタート直後にフェラーリのカルロス・サインツJr.がパンクを喫してポジションを落としたことで、アルピーヌの2台は9番手と10番手に繰り上がり、その後オコンはターン8“ポルティエ”でガスリーのイン側に飛び込んだ。

 しかし2台で回るだけのスペースはなく、ホイール同士が接触。オコンのマシンは宙に舞い上がり、着地の衝撃でサスペンションとギヤボックスにダメージを負った。これでオコンはリタイアを余儀なくされた。

 一方ガスリーはオコンとの接触でハードタイヤがパンクしたものの、接触の直後、後方で大クラッシュが発生したことに起因する赤旗が提示されたことで間一髪。レース中断中にミディアムタイヤに交換し、残る76周を走りきった。

 そしてガスリーは10位入賞。ようやく掴んだ今季初ポイントに安堵しながらも、「1ポイントや2ポイントがシーズン終盤には重要になるかもしれない」状況の中での同士討ちには「かなりショックを受けた」と語った。

「本当に不必要だ。特にチームメイト同士では、決してあってはならないことだ」

 ガスリーはそう語った。

「ただ悲しいよ。この状況にはガッカリしている。特に、レース前に何をすべきかという明確な指示があったし、予選で前に出た人に対して、レース中は後ろのマシンが手助けすることになっていた」

Pierre Gasly, Alpine A524

Pierre Gasly, Alpine A524

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

「それが戦略だった。残念ながら、そうはならなかった。特にこういうシーズンでは、こうしている余裕はない。絶対に話し合う必要がある」

 またガスリーは、オコンがアルピーヌに好結果を持ち帰るチャンスを台無しにしかけたと語った。

「あの時、僕らは9〜10番手だった。2台がリタイアするリスクを負う理由なんて全くなかった。あと2〜3cmで2台ともウォールに激突していた」

 2025年シーズンに向けてF1シートを確保したいオコンとしては、必要なアグレッシブさだったのではないかと訊かれたガスリーは次のように答えた。

「それについて答えたくない。(オコンは)プロのドライバーだからね」

「何をすべきか、何をしてはいけないか分かるはずだ。チームメイトの場合はなおさらだ。彼はとても良いドライバーだし、自分が何をすべきか分かっている。彼はただ、変化を起こす必要があるんだ」

 なおこの接触によってオコンは10秒のタイム加算ペナルティを科された。ただリタイアしたことでレース中に消化できなかったため、次戦カナダGPでの5グリッド降格ペナルティを受けることになった。そのオコンはX(旧Twitter)で次のように言及した。

「今回のアクシデントは自分のせいだ。つまるところ、ギャップが狭すぎたんだ。これについてチームに謝罪した」

 

前の記事 モナコでもらい事故のヒュルケンベルグ、絡んだペレス&マグヌッセンを双方批判「どちらにとっても無駄で避けられたアクシデント」
次の記事 【動画】オープニングラップに衝撃の大クラッシュ発生! ペレスのマシンは見るも無惨な姿に|F1モナコGP

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本