ガスリー、レッドブル昇格のラストチャンスか……ターニングポイントの2023年近づく
現在アルファタウリからF1を戦っているピエール・ガスリーは、レッドブルのシートに”復帰”するための最後のチャンスが迫っていると考えている。
写真:: Carl Bingham / Motorsport Images
F1に参戦するピエール・ガスリーは、2023年までアルファタウリに在籍する予定であり、レッドブルに再昇格するための最後のチャンスが迫っていると考えている。
ガスリーは2018年にトロロッソ(現アルファタウリ)からフル参戦を開始させると、、翌2019年にはレッドブルへ昇格。しかしシーズン後半には”降格”人事が行なわれ、ガスリーは再びトロロッソへ……以降2022年シーズンに至るまで、ガスリーはレッドブル再昇格を望みつつも、アルファタウリで戦ってきた。
ガスリーはレッドブル降格後も、2019年のブラジルGPで2位表彰台を獲得し、2020年にはイタリアGPでキャリア初優勝、2022年も表彰台を獲得し定期的に上位に顔を出すなど、存在感を示してきた。
チャンピオン争いを望んでいるガスリーは、いつまでもレッドブルのシートが空くことは待てないとも公言。motorsport.comに対しては、現在の契約の切れる2024年以降の契約が重要だと語った。
「ヘルムート(マルコ/レッドブルのモータースポーツアドバイザー)が話していたように、僕の契約がさらに1年あるのは秘密でもなんでも無い」と、ガスリー。
「そして、明らかにその時は、レッドブルと一緒に成功を目指すことになるのかどうか、という瞬間なんだ」
「(2023年より)後にどうなるかは、今話をしても早すぎる。今は自分のベストを尽くすことに集中しているんだ。ただ言うまでもなく、僕は勝利を争えるマシンに乗りたいと思っているし、それこそが重要な点だ」
「僕はF1で勝ちたい。そして勝利できるクルマを手にしなくてはならないんだ。適切なタイミングで、ヘルムートとは話し合うことになるだろう」
ガスリーはレッドブルに対して証明すべきことはたくさんあるとしながらも、ドライバーとしてすぐに結果を出さなければならないという、余計なプレッシャーは感じていないとも語っている。
「僕がやらなくてはならない事は、過去数年と同じだと思う」
「結果を出し続けて、そしてチームを正しい方向に導き、前進させるためにプッシュし続けるんだ」
「このシチュエーションにはワクワクしている。速いクルマになればいいと思っているよ。それが今の僕にとって重要な唯一のコトなんだ」
なお2022年はレギュレーション変更でマシンもこれまでとは一新される。ガスリーはアルファタウリの新マシンが良いポジションにつけていると考えており、レギュレーション変更から最大限チャンスを引き出すことが可能だとした。
「チームは今のマシンから、最大限の力を引き出すことができる能力があると思っている」
「エンジニアという観点から、僕らにはいいチームがいるんだ」
「僕らの働き方は効率的なんだ。それは昨年証明されている。だからその点には自信があるよ」
「マシンについて言えば、完璧なニューマシンということもあって、現時点では疑問符もたくさんある。基本的にはゼロからのスタートなんだ」
「だから今は、何が必要なのか、マシンのパフォーマンスを最大化するためにはどうしたら良いのか、理解すべきたくさんのことがある」
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