チャンスはあったはずなのに……13位フィニッシュのガスリー「チームとしてミスが多すぎた」

F1ロシアGPを13位で終えたアルファタウリのピエール・ガスリーは、上位に入るチャンスがあったものの、チームとしてミスが多すぎたと語った。

チャンスはあったはずなのに……13位フィニッシュのガスリー「チームとしてミスが多すぎた」

 F1第15戦ロシアGPは、終盤の雨により一気に戦況が変わったが、アルファタウリ・ホンダはチャンスをつかめず、ピエール・ガスリーと角田裕毅が共にポイント圏外でレースを終えた。ガスリーは、チームとしてミスが多すぎたと振り返った。

 11番グリッドからハードタイヤを履いてスタートしたガスリーは、14番手で1周目を終えると、33周を終えたところでピットに入るまで、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)やバルテリ・ボッタス(メルセデス)を従えて走行。雨が降り出す直前の段階(残り8周)では、ボッタスに次ぐ15番手を走行していた。

 残り6周のところでボッタスがいち早くタイヤを雨用のインターミディエイトに履き替えたのに対し、ガスリーがインターミディエイトを履いたのは残り2周のところ。この数周の差が、大きな違いとなった。

 ボッタスは、スリックタイヤを履いてペースが上がらない他のマシンを次々追い抜き、5位フィニッシュ。ガスリーは13位に終わった。

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「最初のスティントはずっとボッタスの前で走り、第2スティントはボッタスのすぐ後ろで走っていた。それから雨が降ってきた。彼ら(メルセデス)は彼をピットに入れて、僕たちはステイアウトした」

 そうガスリーはレースを振り返った。

「彼は5位でフィニッシュして、僕たちはポイント圏外だった。僕たちは適切なタイヤでトラックを走れなかったんだ。どうやら、僕たち(チーム)はもっと雨が降るとは思っていなかったようだ。だから残念だし、僕たちは天気予報を見直し、改善することにした。チームには非常に頭の良いメンバーが揃っているから、どうすればいいのかというのが問題だ」

「残念ながら、今週末は予選も決勝も間違った方向に進んでしまった。そして大量のポイントを失ってしまったんだ。目の前にはボッタスとキミ(ライコネン)がいて、彼らはピットに入った。そして彼らは5位と8位でフィニッシュし、僕たちは13位だった。僕たちが結果を最大化できなかったのは明らかだ」

「率直に言って、(コンストラクターズ)チャンピオンシップ5位を狙って戦っているのであれば、競争力が高まっていた中でこのようなミスは許されない」

 雨が降り出した時の心境を訊かれたガスリーは、スリックタイヤでも走行し続けられると思っていたのかという質問に、次のように答えた。

「その通りだ。でもその後コンディションがどうなるか次第だった。僕はそのまま、安定した状態が続くと言われていたけど、残念ながらそうではなかった。だから、見直す必要があるかもしれない」

「このようなコンディションは初めてじゃない。2018年のホッケンハイム(ドイツGP)のように晴れていたのに雨が降り始め、それをうまく活かせないというのは初めてではないと思う。そして、残念ながら、僕たちは何度か間違いを犯してきた。今日はそのせいでかなりのポイントを失ってしまったので、どうすればチーム一丸となってより良い選択ができるのか、チームで検討していきたいと思う」

 最終的にロシアGPでは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2位に入った。”いつもの顔ぶれ”だが、内容を見れば前戦イタリアGPに続いて、中団チームにも大きなチャンスがあったレースだと言えるだろう。

 今回の”取りこぼし”に、フラストレーションが溜まっているかと訊かれたガスリーは、改めてチームとしてミスが多すぎたと話し、チームと共に改善を誓った。

「ああ、間違いなくそうだ。特にモンツァでは予選6番手、今回の(金曜)フリー走行では3番手と6番手に入った。インターミディエイトタイヤでのペースも非常に良かったんだ。ファイナルラップを見ると、みんなより1周4秒くらい速かった。でも、僕たちにはミスが多すぎた。ポイント獲得には値しなかったんだ」

「全体的には、僕たちはあまりミスをしないし、非常に好調なシーズンだったと思うけど、今回とモンツァは特にミスが多かった。僕たちみんな、もっと努力して、どうすればこのようなチャンスを活かせるかを理解する必要があると思う」

「でも僕はこのチームを信じているし、彼らの能力を知っている。すべてを分析して、トルコではもっと強くなって戻ってきたい」

 
 

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