笑顔のラッセルは「裏であらゆる優位を得ようとしている」メルセデスチーム内抗争激化とクルサード予想
元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、今後メルセデス内部でチームメイト同士の抗争が激化するだろうと語った。
元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、アンドレア・キミ・アントネッリが中国GPでF1初優勝を挙げたことを受け、メルセデス内で激化しつつあるチームメイト同士の争いについて語った
F1はまだ第2戦を終えた段階に過ぎないが、ここまではメルセデスが強さを示し2連勝。ジョージ・ラッセルとアントネッリがそれぞれ1勝ずつを分け合っている。
アントネッリは第2戦中国GPでF1初勝利を達成し、キャリア2年目ながらも今年はタイトル争いを演じる可能性も出てきた。
先輩のラッセルはアントネッリの勝利を祝福していた。しかしクルサードはそうした「表向きの顔」の裏側で、“新たな脅威”であるアントネッリに対して少しでも優位に立とうとしているはずだと語った。
「もう起きてしまったことだ。ジョージは、今年のチャンピオンシップにおいて本物の脅威が現れたと理解している」
ポッドキャスト『Up To Speed』でクルサードはそう語った。
「昨年のランド・ノリスとオスカー・ピアストリのような状況になるかもしれない。マクラーレンは彼らにチャンピオンを争えるマシンを与え、実際にタイトル争いを繰り広げた。そして驚くべきことに、わずかなポイント差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に敗れかけた」
さらにクルサードは、現在のF1レギュレーション下でメルセデスがこれほどの競争力を持つ機会は限られている可能性を強調した。
「この新時代のF1において、メルセデスがこれほどの優位性を持つのは今回が唯一かもしれない。だからこそ断言できるが、ジョージは“よくやったキミ”という表向きの裏で、鈴鹿、次のグランプリ、そしてその先に向けて、あらゆる優位を得ようとしている」
「そしてキミの側も同じことをすべきだ。“チームメイト”という言葉は誤解を招く。彼は友人ではない。コース外でうまくやれるならそれは良いことだが、彼の成功は自分の失敗であり、その逆もまた然りなんだ」
F1第3戦日本GPは3月27日から29日にかけて鈴鹿サーキットで開催される。その後はバーレーンGPおよびサウジアラビアGPの中止により5週間のインターバルが入り、次戦は5月1日から3日にかけてのマイアミGPとなる。
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