ヘッドレスト投げ捨てに厳罰。FIAが罰金を科す……ラッセル謝罪「様々な感情が入り混じってしまった」
F1カナダGP決勝をリタイアしたジョージ・ラッセルがヘッドレストを車外に投げ捨てたことに対し、FIAは罰金を科した。ラッセルはこの件についてSNSで謝罪した。
George Russell, Mercedes
写真:: Mario Renzi / Formula 1 via Getty Images
メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1カナダGPでマシントラブルに見舞われてリタイアした時、ヘッドレストやシートベルトのバックルを車外に投げ捨て、怒りを露わにした。
この件についてFIAのレーススチュワードは、ラッセルに罰金を科した。これを受けてラッセルは、FIAとマーシャルに謝罪した。
ラッセルはカナダGPで、チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリと激しいバトルを繰り広げつつ、首位を走っていた。しかし30周目、ターン8に差し掛かったところでラッセルのマシンは突如パワーを失ってスローダウン。ターン9を越えた先に停車することになった。
悲劇的な結末を迎えたラッセルは怒り心頭。シートベルトのバックルと思われる小さなパーツ、ヘッドレストを車外に投げ捨て、コース外に退避した後には、自らのグローブも地面に叩きつけ、しばし呆然といった感じでコース脇に立ち尽くしていた。
しかしFIAのレーススチュワードはこのラッセルの行為について問題視。12ヵ月の執行猶予付きながら、5000ユーロ(約92万5000円)の罰金を科した。
「スチュワードはカーナンバー63のドライバー(ラッセル)とチームの代表者に事情聴取を行ない、ビデオ映像を検証した」
スチュワードはそう報告している。
「当該のドライバーは、レースを完走できなかったことに非常に苛立ちを感じていたと説明し、その後の出来事については恥じているという気持ちを表明した」
「そして彼は、自身の行動についてスチュワードに謝罪し、それが良い模範とはならないことを認め、公式に謝罪すると申し出た。スチュワードはこれを受け入れ、彼の謝罪を受理した」
その後ラッセルは、SNSを通じて実際に謝罪している。
「マーシャルとFIAの皆さんの仕事を、必要以上に困難にしてしまったことをお詫びしたい。その瞬間には、様々な感情が入り混じっていた」
今回ラッセルがリタイアに終わった一方、チームメイトのアントネッリはトップチェッカーを受け、これで4連勝。ドライバーズランキングでのポイント差は43と非常に大きくなった。
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