ラッセル、次戦バルセロナが土俵際? タイトル争いの望みをつなぐためには打倒アントネッリが絶対条件か
元F1ドライバーのデビッド・クルサードは、ジョージ・ラッセルがタイトル争いの望みをつなぐためには、次のレースでチームメイトに勝たなければならないと警告した。
元F1ドライバーで解説者のデビッド・クルサードは、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が2026年のタイトル獲得の夢を繋ぐためには、次戦のバルセロナ-カタルニアGPでチームメイトであるアンドレア・キミ・アントネッリを破らなければならないと主張した。
アントネッリは日曜日、モナコGP史上最年少優勝者として歴史に名を刻んだ。19歳の彼は、波乱のレーススタート、終盤のセーフティカー導入、そしてレース再開という難局を乗り越え、ポールポジションから今シーズン5連勝を飾った。
一方、モナコGP前はドライバーズチャンピオンシップで2番手だったラッセルは、度重なるペナルティを受け、ポイント圏外の13位に終わった。その結果、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)に順位を抜かれ、現在はランキング3番手となっている。
クルサードはポッドキャスト番組『Up To Speed』で、「彼はバルセロナでポールポジションを獲得できることを証明する必要がある。もちろん、マシンが十分速いと仮定すれば、キミに勝てばいいだけだ」と主張した。
「正直に言おう。もし彼がキミに勝てなければ、終わりだ。チャンピオンシップは手に入らない」
Andrea Kimi Antonelli, Mercedes
Photo by: Erik Junius
元F1 TV司会者で『Up To Speed』の共同ホストでもあるウィル・バクストンはこう付け加えた。
「『必要なのは(勝てる)クルマだけだ。必要なのはチャンスだけだ』といくらでも言い続けることはできる。でも、どうだろう? クルマは手に入れた。チャンスも手に入れた。なのに、ボコボコにされるんだ」
シーズンはまだ始まったばかりだが、最初の6戦を終えた時点で、ラッセルはチームメイトに68ポイント差をつけられている。
ラッセルは開幕戦オーストラリアGPと中国GPスプリントで勝利したものの、それ以降は勝利を挙げていない。
中国GPの予選では技術的な問題に見舞われ、日本GPではセーフティカーによって戦略が阻害され、カナダグランプリではマシントラブルで首位からリタイアを余儀なくされた。
チャンピオンシップの現状は、ラッセルのパフォーマンス不足だけが原因ではないのは確か。しかし、すでにラッセルは土俵際まで追い詰められており、次戦バルセロナ-カタルニアGPで流れを引き戻す必要があるのもまた、間違いないだろう。
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