予選4番手に沈んだラッセル、ストレートスピードの遅さに悩む。今季3勝目も期待薄?「明日は表彰台を目指したい」
ジョージ・ラッセルは、F1イギリスGP予選でトップスピードが足りなかったことに困惑している。
F1第9戦イギリスGPの予選で、4番手に終わったジョージ・ラッセル(メルセデス)。またしても期待外れの結果となった形だが、彼はメルセデスエンジン勢の中で特にトップスピードが劣っていると感じている。
今季ここまで4回のポールポジションを獲得しているラッセルだが、イギリスGPの予選ではタイムが伸びず4番手止まり。チームメイトでポイントリーダーのアンドレア・キミ・アントネッリに5度目のポール獲得を許した他、2番手、3番手にはフェラーリの2台に入り込まれてしまった。
前戦オーストリアGPでは開幕戦以来の勝利を手にするも、今週末はスプリント予選でも5番手、スプリントレースでも4位と、全体的に精彩を欠いている印象のラッセル。彼は「週末を通してストレートで大きくタイムを失っている」と言う。
予選での最高速データを見てみると、最速だったのはフェラーリのルイス・ハミルトンで317.9km/h。ラッセルは299.8km/hで17番手となっている。ちなみにアントネッリは302.6km/hで12番手だ。ラッセルの最高速は、メルセデスパワーユニットを搭載する8台の中ではウイリアムズのアレクサンダー・アルボンに次いで遅い。
「昨日のSQ3では、ストレートでほぼコンマ3秒失っていた。今日の予選でも、スピードトラップを見るとセクター2ではチームメイトより3km/h遅く、最終セクターでは6km/h遅い。マクラーレン勢と比べても同じような状況だ」
「チームは原因を究明しようと本当に懸命に取り組んでいる。今朝はブレーキを引きずってしまっているのが原因ではないかということになったんだけど、確信が持てなくなっている」
「そういう不利な状況が分かっている中でセッションに臨むのは、余計にストレスが溜まる」
開幕前はタイトル最有力候補と目されていたラッセルだが、ここまで思うようにいかないレースが多い。現時点でアントネッリとのポイント差は43点であり、今回の決勝レースの結果次第ではそれが50点以上に広がる可能性もある。
ラッセルはQ1ではラフィールドでロックアップするという珍しいミスも犯した。決勝に向けてもあまり自信を持てていない様子だ。
「まるで空気抵抗の大きいクルマを走らせているようだ」
「昨日の(スプリント)予選と今日のスピードトラップのデータを見れば、まったく同じ傾向なんだ。ポールポジションを獲れたとは思わないけど、昨日はもう少し上の順位には行けていたはずだ」
「今日は最初からずっと後手に回っているような感覚だった。明日はベストを尽くして、表彰台を目指したい」
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