ラッセルポーズの原点は“疲れたポーズ”だった? 本人が明かす誕生秘話
ジョージ・ラッセルは、人気の“Tポーズ”は偶然生まれたものだと語った。
メルセデスのジョージ・ラッセルと言えば、F1のオープニングテーマ等で披露する、両足をクロスして両手を左右に大きく広げる“Tポーズ”でお馴染みだが、彼がそのポーズの誕生秘話について明かした。
Tポーズが誕生したのは、2023年シーズン開幕前に行なわれた写真撮影でのこと。長時間の撮影に疲れて何気なくとった姿勢がきっかけだった。それが結果的に、その年を代表するバズ現象のひとつとなり、SNS上では多くのファンがそのポーズを真似するようになった。
シーズン前には、全ドライバーがオープニング映像用の写真撮影や映像収録に参加する必要がある。ラッセルは次の撮影を待つ間、壁に手をついて頭を下げて休んでいたが、プロデューサーがその姿勢での撮影を提案した。
ラッセルはメルセデスのQ&A動画の中で、「ああ、あの“Tポーズ”ね」と笑顔を見せる。
「あれは2023年のオープニングを撮った時のことなんだ。元々意図していたものじゃなかった。単に疲れていて退屈だっただけだ」
「夜の11時半くらいで、すごく長い撮影だった。それで壁に手をついて、次の出番を待っていただけなんだけど、プロデューサーが『それいいね!』って言ったんだ」
「そしたら次の撮影ではTポーズを撮っていた。あの人には感謝しないとね。ディレクターが誰だったのか見つけないと」
このポーズがネット上で大きな注目を集めたことから、ラッセルは勝利時のセレブレーションにもこれを取り入れるようになった。2024年のオーストリアGPで優勝した際には、マシンから降りる前にこのポーズを披露している。
そんなラッセルは今シーズン、新規則のマシン開発を成功させたメルセデスと共に好調なスタートを切り、オーストラリアGPと中国GPのスプリントレースで勝利を挙げた。しかしその後、不運やチームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリの好調もあり、チャンピオンシップのリードを失ってしまった。第4戦終了時点で、ラッセルはアントネッリに対して20ポイントのリードを許している。
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