まだ慌てる時期じゃない。アントネッリに連敗中のラッセル、マイアミで負けても「パニックになる必要はない」とF1解説者
ジェームズ・ヒンチクリフは、F1マイアミGPでジョージ・ラッセルが再びキミ・アントネッリに敗れたとしても、ラッセルはパニックになる必要はないと語る。
今季のF1は開幕3戦を終えた時点で、メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリがチームメイトのジョージ・ラッセルをリードしている。今週末はマイアミGPが行なわれるが、ラッセルはそこでアントネッリに敗れたとしても冷静であるべきだと、F1 TVの解説者ジェームズ・ヒンチクリフが指摘する。
ラッセルは新規則となった今季F1の開幕戦オーストラリアGPを制し、第2戦中国GPのスプリントも制してタイトル候補筆頭に名乗りをあげたが、2年目のアントネッリは間違いなく脅威となっている。
アントネッリは中国GPの決勝レースでF1初優勝を飾ると、続く日本GPでも連勝。ラッセルとしては中国GP予選でのトラブル、日本GPでの不運なセーフティカーなど、不可抗力でポイントを失った面もあるが、いずれにせよ現時点ではアントネッリに9ポイント差をつけられている。
元インディカードライバーでもあるヒンチクリフはマイアミGPを前に『F1 Nation Podcast』に出演し、ラッセルの今後の巻き返しについて次のように意見を述べた。
「それは重要ではあるけど、世間が言うほど差し迫った状況ではないと思う」
「まだ第4戦だし、レースはたくさん残っている。昨年のサマーブレイク後を思い返せばオスカー・ピアストリとランド・ノリスの間には34ポイントの差があったけど、メキシコの時点ではノリスが選手権トップを取り戻していた。だからマイアミ時点での9ポイント差なんて、誰も気にする必要はない」
「もちろん、キミにこれ以上自信を持たせたくないところだし、彼をあらゆるタイプのサーキットで勝たせて調子に乗らせたくはないだろう。ただ、例えば昨年後半のピアストリのように、相性の良くないサーキットが続いたことで、ノリスが調子の良い時期にパフォーマンスを落とすということもある」
「キミはマイアミで良い走りをするかもしれないけど、モントリオールでどうかは分からない。昨年のレースは悪くない結果だったけど(3位)、ジョージの方が良かった(優勝)。だからマイアミでキミが勝ったとしても、ジョージ側としてはパニックになる必要はない」
「何より大事なのが、冷静でいること。そして自分のやるべきことをすることだ。彼は昨年からずっと、そして今年も良い走りをしている」
「キミは確かに素晴らしい結果を出しているが、中国や日本での結果には多少の注釈がつく。だから僕がラッセルなら、何としても焦らないようにする。チームと自分自身が素晴らしい仕事をしているからだ。必要なのは集中し続けることと、キミの成功に振り回されないことだ」
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