大きく成長できた……契約延長を勝ち獲ったジョビナッツィ、2020年は「満足」
アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは、2020年シーズンにF1ドライバーとしてかなり前進できたと考えており、それがチームとの契約延長に繋がったと語る。
写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images
アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィは、2020年シーズンに4ポイントを獲得し、ランキング17位となった。これは、チームメイトである大ベテラン、キミ・ライコネンと同じ獲得ポイント数。これが功を奏してか、ジョビナッツィはチームとの契約延長を勝ち獲ることになった。
ジョビナッツィの2020年は簡単なモノではなかった。特に彼と同じフェラーリ・ドライバー・アカデミーの若手であるミック・シューマッハー、カラム・アイロット、ロバート・シュバルツマンらが、FIA F2で活躍。ジョビナッツィはしっかりと成績を残さなければ、F1のレースシートを失ってしまう可能性があるという強いプレッシャーに晒されたのだ。
しかしフェラーリは、前述の通りもう1年ジョビナッツィをアルファロメオで走らせることを決定。F2でチャンピオンに輝いたシューマッハーは、ハースからデビューすることになった。
アルファロメオで3年目のシーズンを戦うことになったジョビナッツィは、2020年の自身のパフォーマンスを振り返り、シーズンを通じて順調に進歩することができたと感じたと語る。
「僕はかなり成長することができたと思うし、マシンやチーム、その他全てをより快適に感じることができるようになった」
ジョビナッツィはそう語る。
「でもこれは、全ての若いドライバーが、キャリアの中で言うことだ。最初のシーズンは、誰でも少しばかり緊張することになる。全てのことが、そのドライバーにとって全く新しいモノだからね。でも今では、全てに慣れている」
「もちろん、まだまだ改善すべきことはたくさんある。来季も、それは続けていきたいと思っている。僕はただ、さらにもう一歩踏み出して、自分自身をさらに成長させたいだけだ」
ジョビナッツィは、レースでのパフォーマンスで前進することができたと感じているという。
「色々なポイントで前進を果たすことができたと思う。でも、主にレースだと言えるだろう。昨シーズンはそこがネガティブな部分だったからね」
「去年は1周目はあまり良くなかった。だから、今年はかなり良いシーズンだったと思う。レースペースでも、順調に前進することができたはずだ。もちろん、キミがやっていることを見るのも手助けになった。彼は、その点について最高の能力を持つひとりだと思う。成長できたことには満足しているけど、それでもまだやるべきことはたくさんある」
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