GM対フォードの”健全”なライバル関係、F1にとっても好材料?「関心をさらに高める要素の一つになる」
キャデラックF1のチーム代表であるグレアム・ロードンは、フォードとの”健全な”ライバル関係はF1にとって良いことだと語った。
Valtteri Bottas, Cadillac
写真:: Formula 1
キャデラックF1チーム代表のグレアム・ロードンは、レッドブルのパートナーであるフォードとの間のライバル関係が「シリーズに新たな面白さを加える」と語った。
キャデラックは今季、11番目のチームとしてF1参戦。まずはフェラーリのパワーユニット(PU)を使用し、2029年からはゼネラルモーターズ(GM)製PUを使用する予定となっている。
一方フォードは、今季から自社製PUを投入するレッドブル・パワートレインズのパートナーとしてF1に復帰することになる。
GMとフォードが同時にF1に参入したことで、長年にわたるライバルが新たな世界的舞台に揃い踏みすることになった。フォードは数十年にわたり、NASCARでGM傘下のシボレーと競い合ってきた。
すでに両者のライバル関係は火花を散らしており、双方の幹部の間で激しい口論が繰り広げられている。キャデラックF1のダン・タウリスCEOはフォードのレッドブルへの貢献は「影響が極めて小さいマーケティング契約」として否定し、フォードの会長であるビル・フォードはこれを「明らかに馬鹿げている」と批判した。
最近ロンドンで行なわれたオートスポーツ・ビジネス・エクスチェンジでmotorsport.comのインタビューに応じたキャデラックのロードン代表は、GMとフォードの長年にわたるライバル関係が2026年のF1におけるストーリーに新たな興味をそそる要素を加えるだろうと感じた。
アメリカの自動車メーカー二大巨頭間の対立はモータースポーツにとって良いことかと問われると、彼は次のように答えた。
「GMとフォードの間には長年にわたり健全なライバル関係が続いている。ハリウッド映画も作られた。つまり、これは現実であり、存在しているのだ」
「我々は全く異なるアプローチを取っている。GMは我々のチームのオーナーなので、私の知る限り、フォードのアプローチとは全く異なる。GMが共同オーナーであるため、チーム全体にGMのDNAが息づいている」
「このライバル関係は今後も続くだろう。F1では何度も見てきたが、ファンはライバル関係を見るのが好きなんだ。もちろん、行き過ぎない限りは。だから、これはF1への関心をさらに高める要素の一つになると思う」
キャデラックはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスをドライバーとして迎えてF1への旅を開始するが、インディアナ州フィッシャーズに新しいファクトリーを建設する一方で、シャーロットにある同社のドライバー・イン・ザ・ループ・シミュレータを含め、ミシガン州とノースカロライナ州にある他のGM施設も活用している。
キャデラックは、2月8日に開催されるスーパーボウルのハーフタイム広告で2026年に使用するカラーリングを公開する予定であるなど、米国でのアイデンティティを強く打ち出している。
「スーパーボウルのあれは本当にクールだと思う」とロードンは付け加えた。
「新チームとしてスタートするにあたって、新しいファンをこの道のりに一緒に連れていきたいと全員に伝えた。スーパーボウル以上にアメリカらしいものはないだろう。スポーツ、音楽、文化が一つになる一大イベントだ。そして、それは新しいファンを引き付ける手段でもあると思う」
「これまで、他のF1チームが同じようなことをしたことはないと思う。だから、我々はただ新しいものを持ち込んでいるんだ。そして、それが我々が愛するスポーツに新しいファンを引き付けるなら、それは良いことだ。そして、私はそれがとてもクールだと思っている」
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