キャデラックF1代表、コルトン・ハータのテストドライバー&F2への”後退”挑戦を賞賛「彼のスピードと能力への自信の現れだ!」
キャデラックF1チームの代表を務めることになるグレアム・ロードンは、コルトン・ハータがインディカーからF1のテストドライバーに転向することを支持した。
Colton Herta, Andretti Global
写真:: Michael L. Levitt / Motorsport Images via Getty Images
インディカー・シリーズで通算9勝を挙げるなど、同シリーズで確固たる地位を築いているコルトン・ハータ。しかし来季はインディカーを離れ、F1へと挑戦する。しかしレギュラーシートはなく、キャデラックのテストドライバーという立場だ。
このハータの決断について、キャデラックのチーム代表を務めることになるグレアム・ロードンは支持すると語った。
ハータは2018年からインディカーに参戦。1年目こそ1戦限りのエントリーだったが、2年目には2勝を挙げてランキング7位。以後インディカーへの参戦を続け、合計8シーズンで9勝。最後の勝利は2024年最終戦のナッシュビルであり、2025年は勝利には手が届かなかったものの、2度のポールポジションを獲得するなど、インディカーでトップクラスのドライバーのひとりだ。
そんなハータは来季、新たな挑戦をすることになる。F1に新規参戦するキャデラックのテストドライバーを務めつつ、まだ契約についての公式発表はないものの、直下のFIA F2にも参戦するというというのだ。
インディカーといえば、トップクラスのフォーミュラカーシリーズである。そのトップドライバーのひとりがF1のテストドライバー、そしてジュニアカテゴリーであるF2に参戦するのは、”後退”のようにも感じられ、その決断を疑問視する声もある。
しかしキャデラックのロードン代表は、このハータの決断は、自身の能力とスピードへの自信の表れであると考えていることを明かした。
「コルトンについてまず言えるのは、彼のことが本当に大好きだということだ」
ロードン代表はF1公式サイトにそう語った。
「ここ数年で彼のことをよく知るようになった。彼のアプローチは素晴らしい。彼は真のレーサーだよ」
「ある選手権で優勝経験のあるドライバーが、別のシリーズのテストドライバーに転向すると、評判がどうこうと言われることがあるだろう。でも自分の能力とスピードに自信を持っていて、その変化に対応できるドライバーがいることは、私にとっても素晴らしいことだ」
「まさにそれは、我々が求めているものだ。挑戦やその他のことを恐れるようなドライバーは見たくない。それがレースの本質だからね。彼はアメリカ人だが、我々は常に、我々のプログラムのメンバー全員は実力で選ばれる……そう言い続けてきた。もしその人物がアメリカ人であれば、我々のようなアメリカのチームにとってはプラスになるけどね」
「これはファンにとっても素晴らしいことだ。我々も既にその兆候を感じている。(テストドライバー就任の)発表に対する好意的な反応は、非常に大きかった。彼は既存のファン層を、F1に呼び込むことになるだろう」
「彼にとってもチームにとっても、本当に良い動きだと思う。F2への参戦も兼ねているので、鋭い感覚を維持することができるだろう。2026年に向けては彼のためにいくつかの選択肢を検討しているが、F2は明らかにそのひとつだ。そうすることで、多くのメリットがある」
キャデラックは2026年シーズンからF1に新規参戦。当初はフェラーリのパワーユニットを使うが、2029年からは自社開発(ゼネラルモータース/GM)のパワーユニットを使用する予定である。
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