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テスト初日を終えたグロージャン「2020年タイヤは思い描いていたものではない」

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テスト初日を終えたグロージャン「2020年タイヤは思い描いていたものではない」
執筆:
2019/12/04 3:11

ハースのロマン・グロージャンは、アブダビポストシーズンテストで試した2020年仕様のタイヤに納得していないと語った。

 2019年のF1最終戦アブダビGP終了直後のヤス・マリーナ・サーキットで、ピレリのタイヤテストが行なわれた。そこでは2020年仕様のタイヤがテストされたが、これは第19戦アメリカGPのフリー走行に持ち込まれたものの、不評を買ったものであった。

 ドライバーとチームは新仕様のタイヤに不満を持っていることから、アブダビテスト終了後に投票を行ない、10チーム中7チームが新仕様タイヤの廃止に賛成すれば、来季も2019年仕様を継続使用するのではないか、という見方がある。

 このアブダビテストは来季のタイヤを占う重要なテストであると言えるが、ピレリは前回2020年タイヤを持ち込んだアメリカGPでは気温・路面温度が予想以上に低かったこと、そしてタイヤの内圧が合っていなかったことについて言及し、今回はより実践的な結果が得られるだろうと語っていた。

 しかしながら、走行初日を終えてのインタビューの中で、ハースのロマン・グロージャンは自身の意見がアメリカGPの時と変わっていないと主張した。

 来季はどちらのスペックのタイヤを望むかを尋ねられたグロージャンは、こう返した。

「分からない。それを言うのは時期尚早だろう。それは(後に投票があるから)質問しない方がいいんじゃない?」

「僕たちはそういう(投票を控えた)立場なんだ。今僕に聞かれても『分からない』と答えるしかない。トラックにもよると思うけど、それ(他のトラックでのテスト)があるわけでもない」

「本来なら1年間しっかりと開発した後に『2020年仕様のタイヤでレースをする。問題ない』と言いたいものだ」

 ピレリは作動温度領域が広く、デグラデーション(性能劣化によるパフォーマンス低下)を抑えた、オーバーヒートしないタイヤを目指して2020年仕様を持ち込んだが、ドライバーたちによると、それらは実現されたものとそうでないものがあるようだ。

 2019年仕様と2020年仕様で数多くの比較テストを行なったグロージャンは、次のように語った。

「一部は(理想に)近づいていて、一部は(理想から)遠い」

「2020年タイヤは2019年仕様と異なっていて、ポジティブな面とネガティブな面がある。そして(テストで)マシンがどのような動きをしたのかを確認して、それを最大限活用する必要がある」

「新しいタイヤに満足しているか、諸問題は解決できそうなのかと聞かれれば……熱ダレがあって、前のマシンについていくのが難しい、というのが真実だ。この問題は完全には解決できないんだ」

「いくつかのコンパウンドではデグラデーションもマシになった。空気圧が低かったことも良かった。それらはポジティブなことだ。でも僕たちが思い描いていたものではなかった」

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執筆者 Valentin Khorounzhiy