グロージャン、失格は免れる。パルクフェルメ規則違反でピットレーンスタート
ハースのロマン・グロージャンは、マシンがパルクフェルメ規則に違反したため、ピットレーンからレースをスタートする。
The Romain Grosjean Haas VF-20 is pushed into the FIA technical inspection pit garage
Mark Sutton / Motorsport Images
ハースF1チームは、F1シュタイアーマルクGPの予選後にロマン・グロージャン車の作業を続け、パルクフェルメ規則に違反。グロージャンは失格となるリスクもあったが、最悪の事態は回避することができ、決勝レースをピットレーンからスタートすることになった。
ウォーターポンプにトラブルが発生し、予選でタイムを計測できなかったグロージャン。しかし一度コースに出たためパルクフェルメ規則が適用され、一部を除いてのセッティング変更が禁止された。
しかし、ハースは予選終了後も作業をストップすることなく、マシンをパルクフェルメに入れる期限を3時間以上オーバーした23時20分まで作業を続けたという。
さらに、この作業は検査員の監督下になく、これもレギュレーション違反にあたる。
通常、このようなレギュレーション違反が見つかった場合、イベントから除外される可能性もあるが、決勝日にスチュワードが行なった調査の結果、ハースは作業開始前にスチュワードにアプローチしていたことから、グロージャンのレース参加が許可されたようだ。
スチュワードの声明は以下の通りだ。
「一般的に、パルクフェルメ規則に違反すると、ドライバーは失格となる可能性がある」
「今回のケースでは、チームが規則に違反することなくレースでマシンを走らせることはできなかったこと、彼らが(パルクフェルメ規則に)関連する時間の開始前にスチュワードにアプローチしていたことから、スチュワードは情状酌量の余地があることを受け入れた」
「これに関連して、適用されたペナルティは今後の規則違反の前例とみなされるべきではないと明記する」
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