接触ペナルティの緩和は歓迎するも…… グロージャン「フォーミュラEのようなのは御免」

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接触ペナルティの緩和は歓迎するも…… グロージャン「フォーミュラEのようなのは御免」
執筆:
2019/04/08 9:07

ロマン・グロージャンはF1レーススチュワードの接触基準を緩和するという考えを支持しているが、その一方でフォーミュラEのように荒々しくなることについては警告を発している。

 F1第2戦バーレーンGPでFIAのスチュワードとレースディレクターのミハエル・マシは、レース中のホイール・トゥ・ホイールの争いについてのルールをどう扱うのがベストなのかを議論するため、ドライバーたちと会合を持った。

 これは厳しすぎるペナルティによってドライバー同士がバトルを止めてしまう事と、基準の緩みにより良くない行いが広がる事の、正しいバランスを見つけ出す争いでもある。

 グランプリ・ドライバーズ・アソシエイション(GPDA)でディレクターを務めるロマン・グロージャン(ハースF1)は、ペナルティの基準がより緩和されることを歓迎しているが、極端にはならないで欲しいと話している。

「僕たちはクレイジーに行きたいわけじゃない。だけど僕が思うのは、意図的でなく、オーバーテイクの時にロックし接触してしまったものは、”世界の終わり”のようなものじゃないということだ」

「2012年のベルギーGPでの僕や、昨年のニコ(ヒュルケンベルグ)のような事をしたなら……OK、それは意図的ではなかったけれど、大きな影響をもたらしたからペナルティを科される。同じようにシンガポールGPでの(セルジオ)ペレスもそうだ」

「(昨年の)アメリカGPでの(シャルル)ルクレールとの一件は、彼のことをスピンさせてしまってすまないと思っている。だが、彼のレースはフロントウイングとフロアにダメージを負ったことで既にほぼ終わっていたから、それで結果が悪くなかった訳ではないと思う」

「レースインシデントだと思う。彼のレースはそれで損なわれてしまったけれど、僕たちは何をすべきなんだと思う? 僕はただ、“あぁ、1周目だ。皆ポジションが上げたいよな”と言うべきだと思うんだ」

「フォーミュラEのようなものを望んでるわけじゃない。フォーミュラEは少しやり過ぎだと思うからね。ただ、F1で誰かに接触したなら、そのマシンは壊れるだろうね」

 グロージャンはギャリー・コネリーを含むFIAスチュワードとの議論について、ドライバーがコメントをかわすことが出来るため重要であり、歓迎していると語る。

「僕がGPDAのディレクターになったのは、僕がこのスポーツに興味を持っていて、それをもっと良くしたいからだ」

「ギャリーとミハエルの口から、僕らが言うべき事を聞けたのは本当に良かった。事実として、誰かを追い抜こうとしている時に“ブレーキがロックして接触したらペナルティだな”と思いながらブレーキングエリアに突入したくは無いからね。僕らはレースがしたいんだ」

「良くない事態は21戦にわたって起こるとは思う。だけど、最終的に常にバランスは取れていると思う。レースで戦えるのは良いことだと思うよ」

「言うまでもないけど、僕らが望んでいないことがいくつかある。ブレーキングしている時に動くのは大きな問題で、最近では最も危険な事でもあるから。それが厳しく取り締まられているのなら、それ以外の部分では楽しんでレースをするのは許されるべきだと、僕は思う」

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シリーズ F1
ドライバー ロマン グロージャン 発売中
チーム ハースF1チーム
執筆者 Jonathan Noble
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