ハースF1代表、チームを離れたグロージャンとマグヌッセンの活躍を喜ぶ「友人たちの成功は嬉しい」
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、チームを離れたロマン・グロージャンがインディカーで活躍していることについて、とても嬉しいと語った。

ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナー代表は、インディカーで早くも活躍を見せているロマン・グロージャンを見て「とてもハッピーだ」と話した。
グロージャンは、ハースがF1参戦を開始した2016年からチームに在籍。計5シーズンを過ごした。しかしチームはラインアップを一新することを決定したため、グロージャンは昨年限りでチームを離脱。2021年はレース活動の舞台をアメリカのインディカーに移した。
デイル・コイン・レーシングから、インディカーのロードコースとストリートコースでのレースに参戦しているグロージャンは、ポールポジション1回と2位表彰台を2度獲得するなど、素晴らしい活躍を見せている。最近では、第13戦ゲートウェイで初のオーバルレースも体験。豪快なオーバーテイクを見せた。
来季に向けては、トップチームのアンドレッティ・オートスポートが彼の獲得を目指しているのではないかという噂もある。
シュタイナーは、グロージャンがチームに在籍していた頃から彼と誠実な関係を築いてきた。現在は定期的に連絡を取り合っているわけではないものの、数ヵ月前に話をしたことがあり、彼の好調ぶりを喜んでいるという。
「彼に関してはとてもハッピーだ」
シュタイナーはそうmotorsport.comに語った。
「昨年は彼にとって非常に厳しい年だった。バーレーンでのクラッシュのことはもう振り返らない。昨年の私たちのクルマはどういう位置にいたかということだ。彼にとってはタフな1年だった」
「彼がカムバックし、今のような活躍をしているのは素晴らしいことだ。なぜなら、彼は明らかに人々を驚かせているからだ。彼はビッグ3(ペンスキー、チップ・ガナッシ、アンドレッティ)のいずれのチームにも所属していない。その時点ですでに難しい状況であるものの、うまくいった時はいつも彼はその実力を証明している」
「間違いなく、今の彼はそういうことが十分できると私は分かっている。彼はとてもやる気になっているだろう。彼は結果を出しているんだ。それが彼の仕事だからね。だから私は彼に関してとてもハッピーなんだ」
同じく昨年限りでハースを離れてアメリカに渡り、チップ・ガナッシ・レーシングからIMSAを戦っているケビン・マグヌッセンの活躍についても、シュタイナーは目を細めているようだ。
マグヌッセンはデトロイトで行なわれたIMSA第4戦で優勝。さらに2回の表彰台に上ったほか、ロード・アメリカではアロー・マクラーレンSPからインディカーにスポット参戦したこともある。また、すでに来季からWEC(世界耐久選手権)に復帰するプジョーのドライバーにも選ばれている。
「ケビンがレースに勝った。それは彼が望んでいたことだった」
「何年もかけて、我々はお互いに尊敬することを学んだ。だから友人が成功するのは嬉しいんだ」
「彼らが成功するのは、常に嬉しいことだ。とても良いことだよ」
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