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角田裕毅、アブダビのペナルティは「謎……まあいつものFIAですよね」と首を傾げる。元ハース代表シュタイナーも擁護「スチュワードは自分たちに注目を集めたいだけなんだ」

ハースF1の元チーム代表であるギュンター・シュタイナーは、F1最終戦アブダビGPで角田裕毅(レッドブル)にペナルティを科したスチュワードを批判した。

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Peter Fox

 F1アブダビGPの決勝レースで、マクラーレンのランド・ノリスを押さえ込もうとしたレッドブルの角田裕毅に、5秒のタイム加算ペナルティが科された。しかしハースF1の元チーム代表であるギュンターシュタイナーは、このペナルティを科したスチュワードを批判した。

 角田はハードタイヤを履いてスタート。一方でミディアムタイヤでスタートしたノリスは早々に1回目のピットストップを行ない、角田の後方に下り、そして好ペースで角田の背後に近づいた。

 角田はまだピットストップを行なっておらず、タイヤも劣化した状態。そんな中でも、チームメイトであるマックス・フェルスタッペンの大逆転チャンピオンの可能性を高めようと、ノリスに対して徹底抗戦を見せた。もしノリスが、その後方に迫っていたシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて4位でフィニッシュすれば、フェルスタッペンは勝てばチャンピオンに輝く……そういう状況であった。

 しかしタイヤの性能差もあり、ディフェンスは成功せず。すぐにノリスは角田をオーバーテイク。しかも角田は、ノリスを抑える際に複数回進路を変えたとして、5秒のタイム加算ペナルティを受けた。

 角田はDAZNのWednesday F1 Timeにリモート出演した際、このペナルティを「謎のペナルティでしたよね」と首を傾げた。

「どの部分の進路変更なのかよく分からなかったです。彼らが言っている進路変更って、僕がウィービングした時だと思うんですよ。でもあれは結構みんなやってるし、普通なので……あれでペナルティ取られるんだったらよく分からないです。来年のドライバーズミーティングで言おうと思います」

「ノリスが僕のインに入った時に、一瞬リアクションしたんですが、それを進路変更と言っているなら10%くらいは理解できますが……でも謎が多かったので。まあ、いつものFIAだなって感じながら走っていました」

Lando Norris, McLaren, Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

Lando Norris, McLaren, Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team

写真: Andy Hone/ LAT Images via Getty Images

 シュタイナー元代表も、角田に対するペナルティに異議を唱える。曰く、角田のディフェンスは、レースとしては当然の形だったと語った。

「アブダビでは、ブレーキング中にあれだけ動くのは当然のことだ。だから当然、またしても彼ら(スチュワード)には(ペナルティポイント)1点が与えられるべきだ」

 シュタイナー代表はポットキャスト番組『レッド・フラッグス』に出演した際に、皮肉を込めてそう語った。

「何も起こすべきではない。これがレースだ。我々、観客、ファンが見たいのはこれだ……ペナルティを科して注目を集めることで、スチュワードが人々の人気を得るのを見たいわけではない」

「これはフェアな動きだった。レースだったよ。ユウキは限界ギリギリの動きをした。ランド・ノリスも限界ギリギリだった。全てがうまくいった。レースの素晴らしい瞬間だった」

「もしユウキがこういう動きを全部しなくなったら、いったい誰がレースを見るんだ? 私はそう言い続ける。つまりスチュワードたちは、スチュワードとして注目されたいから、それを理解していない。そして彼らはユウキにペナルティを出してしまったから、他のふたり(ハースのオリバー・ベアマンと、アストンマーティンのランス・ストロールも、角田と同じ理由で5秒のタイム加算ペナルティを受けた)にもそうせざるを得なかったんだ」 

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