ガルフオイルの新たなパートナーはウイリアムズ! マクラーレン時代のような“ガルフカラー”の限定復活もあり得る?
世界有数の石油メーカーであるガルフオイルとパートナーシップを締結したことを発表したウイリアムズF1チーム。今後は多角的な提携が予定されているようで、マクラーレン時代のような“ガルフカラー”の限定復活も否定しなかった。
2月6日に2023年用F1マシン『FW45』のカラーリングを発表したウイリアムズ。これに伴い、石油メーカー大手のガルフオイルとの新たなパートナーシップ締結も明らかにされた。
昨年までマクラーレンをスポンサードしていたガルフが、今季からウイリアムズのパートナーとなった。現在はマシンのいくつかの箇所にロゴを掲示するにとどまっているが、今後その関与の規模が大きくなる可能性もあるようだ。
2021年のモナコGPでは、いわゆる“ガルフカラー”に塗られたマクラーレンのマシンが走って話題を集めたが、ガルフはウイリアムズでもこのようなフルカラーリングの計画を検討しているという。
Photo by: Williams
ガルフオイル・インターナショナルのCEOであるマイク・ジョーンズは、motorsport.comにフルカラー化の計画について問われた際に次のように語った。
「もちろん、今後は色々なことができるし、これまでよりもっと大規模でより良いものにしないといけない」
「世界中には多くのガルフファンがいるし、カラーリングに関するリクエストも多い。我々のリバリーは特別なものでありたい」
「我々はファンを中心とした活動計画をいくつも打ち出している。我々はガルフがファンに愛されていることを実感しているが、逆にファンにもその一部になってほしいと考えているのだ」
「だからもちろん、それらに関しても様々な策を検討している。そして近い将来、それらのプランについて発表する予定だ」
またウイリアムズでコマーシャルディレクターを務めるジェームス・バウアーも、ウイリアムズがガルフと共に様々な取り組みを展開する予定だと語った。
「我々はシーズンを通しての様々な形での(ガルフの)露出について合意しており、今回見てもらったモノもその一部だ」
「これはとても効果的なことだと思う。今回見てもらったのはマシンだけだが、それ以外にも接点はある」
「例えばレースウィーク中の給油。これは今回のパートナーシップとも密接に関わるものだし、ピットクルーなど様々な要素と関係してくる。我々は象徴的で価値あるものたちをどのように落とし込んでいくかを考えているのだ」
「そういったことが積み重なって、マイクが言ったようなより広範囲なファン拡大に繋がる可能性がある。今日見たものはあくまで始まりに過ぎず、チームがコースに出て実際に稼働することで多くの展開が見られるだろう」
提携先がマクラーレンからウイリアムズに変わったガルフだが、マクラーレンとの関係はごく自然な形で解消に至ったとジョーンズCEOは話す。
「マクラーレンとは素晴らしいパートナーシップを築き、いくつかのハイライトもあった。モナコのカラーリングなんかはその最たる例だと思う」
「しかしマクラーレンとの関係はある意味自然に終わった。マクラーレンF1チームでできることは全てやり遂げたので、次はF1で何ができるかを考え始めたんだ」
「ウイリアムズとは、2023年に限らず将来的な計画についてたくさん話をした。ウイリアムズは正しい方向に進んでいると思っているし、良いことがたくさん起こると思っている。アカデミーからeスポーツまで多岐に渡るスポンサーシップは、我々にとっても非常に魅力だ」
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