ハース代表「膝をついた人を蹴ることはない」とグロージャンを擁護

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ハース代表「膝をついた人を蹴ることはない」とグロージャンを擁護
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/05/24 4:54

ハースのシュタイナー代表は、ミスが続いているグロージャンを擁護し、彼の将来に関する議論は行われていないと語った。

Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18, exits his damaged car after a lap one accident
Pierre Gasly, Toro Rosso STR13, and Nico Hulkenberg, Renault Sport F1 Team R.S. 18, collect the spinning Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team walks the track

 ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、アゼルバイジャンとスペインでミスをしたロマン・グロージャンについて、チーム内で彼の将来に関する議論は行われていないと噂を一蹴した。

 グロージャンは、前戦スペインGPのスタート直後にピエール・ガスリー(トロロッソ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)を巻き込むインシデントを起こした。またその前のアゼルバイジャンGPでも、彼はセーフティカー出動中に単独でクラッシュを喫した。

 なお今週末のモナコGPでは、スペインでのインシデントの責任を問われ、3グリッド降格ペナルティが科されることが決まっている。

 しかしシュタイナーは、この2件のインシデントの後に、グロージャンの将来についてチーム内で議論が行われたことはないと主張した。

「それについては話をしていない」

「誰かが酷いレースを2戦経験したとしても、それは噂が始まったり、そういったことを始めるのに重要なことではないのだ」

「我々が必要としているのは、ロマンを戦える状態に戻すということだけだ。彼が非常に優秀なドライバーだということは皆わかっている」

「私は、誰かが膝をついた時にその人を蹴っ飛ばすような人間ではない。それではアンフェアだ」

「もちろん彼は我々以上に、何をすべきではなかったかということをよく分かっている。バクーでもバルセロナでもそうだ。しかしもう一度そういうことが起こる可能性はあるだろうか? 答えはイエスだ。ここはモンテカルロなのだ」

「噂をするのは止めよう。我々はそれについて話していない」

 またシュタイナーは、ポジティブな点を探すようグロージャンを励ましていたと明かした。

「(スペインGPの)レース中に私はピットウォールを離れ、彼と話をした。それは、こういうことが起きた時、あるいは人生の中で悪い瞬間に直面した時に、人がどのような気持ちになるのかを私が知っているからだ」

「彼には、ただ乗り越えようと話した。くよくよと悩むことは重要なことではないし、自分に何ができるか分かっている。これを乗り越えて、集中しようと伝えた。次のレースがやってくるからポジティブになろう、とね」

 彼はグロージャンがペナルティを避けられないということを認めていたが、FIAに対しては一貫性を持つよう求めている。

「あの時何もできなかったことを考えると、(ペナルティは)厳しいと言いたい。我々はどこで止まればよかったのか? それを答えるのは難しい。彼は意図的に何もしなかったのではないし、誰かに突っ込んだのでもない」

「私としては、もっと一貫性を持って欲しい。次に誰かが同じような状況になったら、同じペナルティを科されることを望んでいる。ケビン(マグヌッセン)はバクーでスタート時のインシデントに巻き込まれたが、終盤には10秒ペナルティを科された」

「10秒ペナルティというのは、次のレースでの3グリッドペナルティほど重くはない」

「彼らはこれをどうにかする必要がある。なぜならもし誰かがミスをした時、たとえそれが本当のミスであったとしても、何もできなくなってしまうからだ」

 さらにグリッドペナルティについて、シュタイナーはこう話した。

「何かの助けにもならない。しかし我々はそれを科された。これについて何ができるというのか? 理論的には、予選で本来よりも良い位置につけたとしても、下がらなければならないのだ。これは無視できない」

「ペナルティを受けた状態でスタートするというのは、ここでは特に不利に働く。(グリッド位置は)もっとも重要なことのひとつでもある。ペナルティを背負ってレースを走らなければならないが、うまくいけばポジションを上げることができるだろう」

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チーム ハースF1チーム
執筆者 Adam Cooper