ハース、フェルッチの将来を即決せず「今はグランプリの方が重要」

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ハース、フェルッチの将来を即決せず「今はグランプリの方が重要」
執筆: Jack Benyon
翻訳:: 青山 悦子
2018/07/20 4:34

ハースは、育成ドライバーでありF2の所属チームを解雇されたフェルッチの将来を決めるためには、もっと多くの情報が必要だと主張した。

Santino Ferrucci, Haas F1
Santino Ferrucci, Haas F1 Team, on stage
Santino Ferrucci, Trident
Santino Ferrucci, Haas VF-17
Santino Ferrucci, Trident
Santino Ferrucci, Haas F1 Team VF-17, Luca Ghiotto, Williams FW40
Santino Ferrucci, Trident
Santino Ferrucci , Haas F1 Team VF-17

 先日、ハースの育成ドライバーであり、FIA F2に参戦中だったサンティノ・フェルッチが所属チームであるトライデントを解雇された。フェルッチとハースの契約は現在も有効であるが、チーム側は、彼の将来を決めるためにはもっと多くの情報が必要であると主張している。

 フェルッチは前戦シルバーストンのレース1、レース2の2戦でチームメイトのアージュン・マイニと接触。レース2終了後のクールダウンラップでは、フェルッチがマイニに故意にマシンをヒットさせた。この行為により、フェルッチには6万ユーロ(約787万円)の罰金の支払いが命じられると共に、4レース(2イベント)出場停止の処分が科せられた。

 さらにレース後、フェルッチはレース用のグローブを外してF2マシンをドライブし、その手には携帯電話が握られていた。彼にはこの件についても6000ユーロ(約79万円)の罰金が科せられた。

 レースウィーク明けには、フェルッチは自身のSNSに謝罪文を掲載したものの、チームとの間に”重大な違反”などの問題が起きていたこともあり、トライデントとの契約が解除された。

 一方フェルッチとハースとの契約は現在も有効であるが、ハースの出した声明文によれば、シルバーストンでの一連の出来事に関する決断を下すよりも、目の前のドイツGPとハンガリーGPの方が”重要なこと”だという。

 声明文は以下のとおりだ。

「ハースF1チームは、すべての情報を集めようと全力を傾け、この状況に関わった全ての個人と直接話をした」

「我々は真剣にそれを行っているが、チームの最優先事項はサマーブレイク前の2レースだ」

「起きたこと全てを理解したいと思っている一方で、我々はそれを急いでいない。その理由としては、正直なところ、ドイツGPとハンガリーGPの方が重要であるからだ」

 このインシデントが発生した後、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、何が起こったのかを詳細に調査したいと話していた。

「私もこのインシデントが起きたことを把握している。レース中に、それをテレビで見た」

「私は無線を聞いていないが、複数の問題があったことを認識している」

「例えば今の時点では、彼らとはもう契約しないと言うかもしれない。なぜなら、我々にはレースがあるからだ」

「しかし1週間後には、彼らと契約すると言うかもしれない。だから私はもっと情報が欲しいのだ」

「何かがあったことは認識している。だが現時点では、それについてコメントをするための十分な情報がない」

 motorsport.comの掴んだ情報によると、トライデントはフェルッチの後任としてふたりのドライバーを検討しているという。次戦ハンガロリンクは来週に迫っているので、早急な決断が要求される。

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー Arjun Maini , サンティノ フェルッチ
チーム ハースF1チーム
執筆者 Jack Benyon
記事タイプ 速報ニュース