ハース、”意図的に遅らせていた”エアロのアップデートをカナダで投入

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ハース、”意図的に遅らせていた”エアロのアップデートをカナダで投入
執筆: Scott Mitchell
2018/06/01 3:31

他チームとは異なりこれまでアップデート投入を遅らせていたハースは、次戦カナダにそれらを持ち込むという。

Kevin Magnussen, Haas F1 Team
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18
Romain Grosjean, Haas F1 Team VF-18 on the grid
Kevin Magnussen, Haas F1 Team VF-18

 これまで意図的にアップデートの持ち込みを遅らせていたハースだが、次戦カナダGPで”重要な”エアロのアップデートを投入するという。

 先週末のモナコGPでは苦戦したハース。今シーズンは力強いスタートを切っており、多くのチームがアップグレードを持ち込んだスペインGPでは、ケビン・マグヌッセンが6位に入賞した。

 そのスペインでは、チーム代表のギュンター・シュタイナーは”アップデートの投入を遅らせることを意図的に選択した”のだと話していた。そしてそのアップデートを、次戦カナダGPに持ち込むという。

「我々はかなり重要な変更を加えている」

「フロントウイング、フロア、バージボード全体にアップデートを施した」

「もちろん、それらの目的は我々がより速くなること、スピードを得ることだ」

「大勢の人がスペインにアップグレードを持ち込んだ。だが我々はもう少し時間を確保するためにそれらをカナダに持ち込むことを決めた。なぜなら我々はまだ小さなチームであり、ビッグチームほど早く物事に反応することができないからだ」

 モナコでは、構造的に強度が低いことが原因で、マグヌッセンとロマン・グロージャンのマシンからバージボードのコンポーネントを取り外さなければならなかった。アップグレードのパッケージの一部としてエアロパーツを強化するものを取り外したことにより、モナコではダウンフォース不足に苦しみ、ひどい週末を過ごしたのだった。

 しかしモナコでのハースの苦戦は、柔らかいコンパウンドのタイヤを機能させられなかったことにもあった。特に初めて使用されたハイパーソフトタイヤには苦戦していたが、このハイパーソフトはカナダでも投入されることになっている。

 グロージャンは、「新しいパッケージを理解するためにも、タイヤコンパウンドは一番の重要事項だ」と述べた。

「(モナコとカナダでは)サーキットが大きく異なる。(カナダは)縁石に乗ってハイスピードで走行するので、セットアップもかなり変わってくる」

「カナダに向かう前に、僕たちはもう少しそのタイヤ(ハイパーソフト)を理解しなければならない」

「正直なところ、レースでは3種類のタイヤ全てが機能しなかった」

「ただクルージングしているだけで、ドライブしているのではなかったし、望んでいたほどハードにプッシュすることもできなかった」

 一方マグヌッセンは、ハースにとってモナコGPは厳しいレースになると予想していたという。というのも、モナコはメカニカルグリップが通常よりも重視されるが、今年のチームの最大の強みはエアロパッケージだからだ。

 彼は、モナコではハイパーソフトについて学んだことがあり、カナダではパフォーマンスを向上させるために作業をすると語った。

「ハイパーソフトは良いタイヤだ。だけど、それでもモナコにおいてはまだ硬すぎると思う。タイヤを作動温度領域に入れるのが難しかった」

「カナダではもう少し状況が楽になることを願っている。モナコよりも長いストレートがあるので、ハイスピードでタイヤを路面に接地させて機能させることができる」

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この記事について

シリーズ F1
イベント カナダGP
ロケーション サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム ハースF1チーム
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース