シェイクダウンテスト初日の最多周回はハース! 小松代表も順調ぶりに満足「周回ごとに課題が見つかる……でもそのために来たんです」
ハースの小松礼雄代表は、F1バルセロナテストで走るたびに課題を見つけているというが、それこそがテストをする理由であると語った。
写真:: Haas F1 Team
スペインのバルセロナで行なわれているF1シェイクダウンテストで、精力的に周回を重ねているハース。小松礼雄代表は、安定した走行をポジティブに捉えている。
シャシー、パワーユニット(PU)共に大きく刷新された2026年シーズンのF1。公式テストに先駆けて月曜日からスタートしている非公開テストは5日間の日程で、各チームはそのうち3日間走行可能となっている。初日には7チームが出走したが、中でも精力的に周回を重ねたのがハースだった。
フェラーリ製PUを搭載するハースの新車VF-26は、エステバン・オコンのドライブで最終的に154周を記録。これは7チーム中最多であった。
小松代表はオコンが67周を走った午前セッション後のランチブレイクの際、VF-26には走るたびに課題が見つかったものの、非常に有意義なセッションになっていると語った。
「午前中の走行距離という点では、本当に良かったです」
「どのチームも同じだと思いますが、裏ではとてつもない量の作業があるんです。ただ、シェイクダウンに間に合わせることができて、さらにその場で走行距離を稼げたこと自体が大仕事でした」
「そして初日の午前中だけで67周を走れたのは、本当に素晴らしいことでした。ここからようやく細かい部分を見ていけます」
「今の段階では、周回ごと、ランごと解決すべき課題や問題が見つかっています。でも我々はそのために来たわけですよ。少なくとも走れていて、データを集め、解決すべき問題を特定できています。スタートとしては本当に満足しています」
またドライバーのオコンも、新型マシンへの適応を順調に進められていること、そしてシェイクダウンテストと公式テストを含めて10日以上の走行機会があることに満足感を示した。
「計画通りに進められていて、走りながら学んでいる。もちろん、今日はやることが多く、全てをこなすのが大変だ。でも実質の初日であることを考えたら、本当にうまくいっていると思う」
「僕たちは細部まで確実にカバーできるよう努力を続けていく。でもいつもより日数に余裕があるのは良いことだね」
2026年から導入される新パワーユニットでは、内燃機関(エンジン)と電気エネルギーの比率がほぼ均等となるが、ドライバーとしても新たなエネルギーマネジメントの方法などに慣れる必要があり、シャシー面でもアクティブエアロなどに適応する必要がある。これについてオコンは「まったく別物で、とても複雑」と認める。
「事前にシミュレータで多くの日数をこなせたのは幸運だった。それでかなり明確になったけど、みんな複雑だと感じていると思う。みんな同じ状況であることを願っているけど、どうだろうね」
残りのテスト日程での優先事項を問われたオコンは、こう答えた。
「目的は学ぶこと、走行距離を稼ぐこと、弱点を見つけて、何を改善すべきかを知ることだ」
「まずは物事の全体像を把握し、正しい開発の方向性を選ぶと共に、最も懸念される部分にリソースを確実に集中させたい」
「テストの終盤に向けて、その辺りをまとめ上げていきたい。期間が長いのはありがたい。次はバーレーンで走るチャンスがあるので、そこでさらに前進できていれば理想だね」
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