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ハースF1、親会社の対ロシア制裁違反報道を断固否定。「事実を無視した報道は極めて無責任」と怒り

ハースF1チームは、親会社であるハース・オートメーションがロシアへの制裁に違反したという報道を否定する声明を発表した。

The Haas logo on a hospitality unti

写真:: Carl Bingham / Motorsport Images

 ハースF1チームは、3月16日に声明を発表。親会社であるハース・オートメーションがロシアに対する制裁に違反し、機械などの輸出を行なっていたとする報道を否定した。

 アメリカの公共放送局である『PBS』は、工作機械メーカーであるハース・オートメーションがロシアに機械や部品を直接提供しており、アメリカの輸出管理・制裁規制に抵触していると主張したのだ。

 しかしハースF1チームはこの主張に対して詳細な声明で反論。常にアメリカ政府の法律を完全に遵守しており、2022年3月3日以降、ロシアに機械を輸出していないことを明らかにした。

 なお2022年のF1シーズン開幕前、ロシアの企業『ウラルカリ』がタイトルスポンサーにつき、ロシア人ドライバーのニキータ・マゼピンを起用していたハースF1チームは、プレシーズンテスト中の2月25日にマシンからウラルカリのロゴを削除。3月5日にウラルカリ及びマゼピンとの契約解除を発表している。

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 PBSの報道では、ロシアで使用されている18台のハース製機械について言及されているが、これらの機械は制裁が発動される前にロシアに出荷されたものであると説明している。

 またハースは、正式な要請が出される前に、ロシアの代理店との関係を完全に解消したと説明している。

「ロシアによるウクライナ侵攻直後の2022年3月3日、ハース・オートメーションは、ロシアとベラルーシの唯一の既存独立代理店アバメット・マネジメントとの関係を、全面的に終了させた」

「その日以来、ハースはアバメットやロシアの誰に対しても、機械、部品、ソフトウェアを販売したり出荷したりしていない。この重大な事実は、PBSの報道が出される前にPBSの記者によって確認されている」

「さらにアバメットとの関係を解消した時点で、既存の機械注文50件を自主的にキャンセルした。それは当時のアメリカの輸出管理および制裁規制の下では許可されていたかもしれないものだ」

 ハースは昨年10月まで出荷が行なわれていたという報道は虚偽であり、販売後に所有者が変わった可能性があったとしても、それを承認していないと付け加えた。

 ハースはPBSが事実を無視した、無責任な報道をしていると批判し、声明を締めくくっている。

「ハースは企業として、アメリカの出管理および制裁規制を遵守し、ウクライナの代理店および顧客に機械を迅速に納入するなど、積極的な支援をしている」

「ハースの機械はロシアの不当な侵略から自国を守ろうとするウクライナの努力を直接的、間接的に支えている」

「したがって、PBSの報道でハースがロシア軍を支援しているように描かれているのは酷い皮肉であり、真実から程遠い。アメリカがウクライナを支援するための最も効果的な行動指針の策定に苦慮しているときに、PBSが基本的な事実を無視し、不十分なソースで明らかに誤りである他の事実を主張したことは、極めて無責任である」

 
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