シートの問題に”苦しむ”シューマッハー。ハースはハンガリーGPまでに対策完了予定
ミック・シューマッハーは、今季F1デビューを果たして以来ずっと曲がったシートポジションでマシンに乗っていたが、所属チームのハースは、ハンガリーGPまでにその問題を解決する予定だ。
Mick Schumacher, Haas F1
Andy Hone / Motorsport Images
ハースF1のミック・シューマッハーは先日、F1デビューを果たして以来ずっと、曲がったシートポジションでマシンを走らせていることを明かした。これについてチームは、今週末のハンガリーGPまでにこの問題を解決する予定だと語った。
ただ、シューマッハーが曲がった姿勢でマシンに乗っているのは、シートの問題によるものではなくシューマッハーの体型に依るものだとみられていて、ジュニアカテゴリー時代も含めて同様の問題に悩まされてきたという。
シューマッハーはこの問題について、同郷の大先輩であるセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)にアドバイスを求めた。そしてチームは、シューマッハーの母親であるコリーナの指摘によって、初めてこの問題に気付いたという。
ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、この問題を解決するために、ハンガリーGPに向けて新しいシートを作る予定であることを、イギリスGPの際に語った。
「次は曲がっていないことを願っている」
シュタイナー代表はそう語った。
「ファクトリーで実際にミックと話した。この問題がメディアで大きく取り上げられていたんで、少し笑ったんだよ」
「間違いなくハンガリーGPでは準備ができているはずだ。でも、曲がっているのかどうかはまだ分からない」
「とにかく目指しているのは、ハンガリーGPで真っ直ぐなシートを用意することだ」
一方のシューマッハーも、自らが自然なポジションで座れるようにシートを微調整する必要があると語った。
「シートは普通は左右対称だけど、僕はそうじゃない。そのことに気付くのに時間がかかった」
「でも繰り返しになるけど、僕らがしなければならないことは、曲がったシートをなんとかするということだ。そうすれば、僕はマシンの中心に座るということになる」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments