ハースF1、待望のタイトルスポンサー獲得! 来季から『マネーグラム・ハースF1』に

ハースF1チームは、決済会社マネーグラムと新たなタイトルスポンサー契約を結んだことを発表。母国レースのアメリカGPを前に、来季の地盤を固めることに成功した。

Mick Schumacher, Haas VF-22

 ハースF1チームは、ホームレースであるアメリカGPを前に、複数年契約でタイトルスポンサーの獲得を発表した。

 国際送金ネットワークで有名な『マネーグラム』とのパートナーシップは来シーズンの開幕から開始され、チーム名は『マネーグラム・ハースF1チーム』となり、カラーリングも変更される予定だ。

 ハースはリッチ・エナジーやウラルカリとのタイトルスポンサー契約がいずれも物議を醸す結果に終わっている。アメリカでのF1人気もあり、チームとF1への関心が高まる中、強固な商業パートナーを求めていたハースにとって、待望のパートナーを得られたと言えるだろう。

 このパートナーシップについて、チームオーナーのジーン・ハースは次のように語っている。

「マネーグラムのような素晴らしいブランドを新しいタイトルスポンサーとして迎えることができ、嬉しく思っている」

「2016年にF1世界選手権に参入して以来、ハースは強さ、敏捷性、回復力において高い評価を得ている」

「マネーグラムは金融サービスの世界に同様の意欲をもたらし、我々はサーキットの内外で最大限の結果を出すために協力する準備が整っている」

 マネーグラムの会長兼CEOであるアレックス・ホームズは、F1への進出を、急成長中のデジタルビジネスを推進する手段として活用したいと述べた。

「我々は、変化し続ける消費者の金融ニーズに応えるため、自らを破壊し続け、それを世界に知らしめることを決意している」

「だからこそ、F1の世界にデビューし、ジーンやハースF1チームと組むことでそれを加速している」

 マネーグラムとの契約は来シーズンからスタートするが、同社の代表は木曜日遅くにオースティンで行なわれた記者会見に登場し、アメリカGPの前後でいくつかの活性化イベントが行なわれる予定である。

 ハースはまだ来季のドライバーラインアップを確定しておらず、現時点で契約しているのはケビン・マグヌッセンのみ。ミック・シューマッハー残留の可能性も残っている他、ニコ・ヒュルケンベルグも有力候補に浮上している。

 
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