ハースF1、中国GPで低ドラッグのウイングを導入。バーレーンでの失敗を巻き返せるか?

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ハースF1、中国GPで低ドラッグのウイングを導入。バーレーンでの失敗を巻き返せるか?
執筆:
協力: Stuart Codling
2019/04/12 0:03

ハースF1はハイダウンフォースなパッケージに苦しんだバーレーンを経て、中国GPでは低ドラッグなリヤウイングを導入する予定だという。

 ハースF1のケビン・マグヌッセンは、第2戦バーレーンGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ6番グリッドを獲得したにもかかわらず、決勝では13位に終わりポイント獲得とはならなかった。彼はレースについて“絶望的だった”と悔やむ内容をレース後に語っていた。

 マグヌッセンは、ハースのダウンフォースを高めたパッケージでは、バーレーンの直線で何もできなかったと言う。

 バーレーンで示されたVF-19の弱点へ対処することを目指したハース。そして彼らは最終的に、2週間前には準備が完了していなかった低ドラッグなリヤウイングを中国GPへと持ち込む事ができたようだ。

「僕らは単純に、そうした中程度のダウンフォースを備えたパッケージを持っていなかった。持っていなかったんだよ」

 マグヌッセンはそう語る。

「今週末は、僕らにはそれがある。だけど準備はできていない。それと僕は、前戦のように悪い状況になって、ソレが必要になるとは予想していないんだ」

「予選では大丈夫だった。DRSを使うことができたからね。レースでDRSを使えなかった時と比べれば、その差は小さくなる。レースでは、効率が求められるんだ」

 ハースにとってポジティブだった事のひとつは、バーレーンGP終了後に行われたテストで、レースでは何が間違っていたのかを検証する機会があったことだ。

「ああした良くない週末の後に、続けてテストができるのはラッキーな事だと、僕は思うよ」

「僕たちはレースの後に、同じトラックで、レースでの結果を再現して問題を直接学ぶことが出来るんだ」

「レースでああなった理由について、興味深いことをいくつか発見できたと思う。ひとつの事だけじゃないと僕は考えている。何か上手く行かなかった事と、(マシンの機能する)ウインドウを外したことの組み合わせなんだと思う。マシンの何かを壊す事でもしない限りね」

「テストができたのは良かったし、チームは面白いものを見つけたように思える。同じようなシチュエーションになった時は、よりよくなるといいね」

 ダウンフォースの問題に加え、VF-19は1周のペースに照準を合わせすぎていたと、マグヌッセンは明かしている。

「ダウンフォースとタイヤマネージメントの両方、全体的なセットアップが、おそらくはロングランに対して間違っていたんだと思う」

 マグヌッセンはそう説明している。

「そうした部分はかなり困難だけど、さっきも言ったように僕らはテストで興味深い物を見つけたんだ」

「予選では6番手に入っているし、マシンの素性が良いことは分かっている。日曜のレースでは悪かったけれど、それはタイヤとセットアップに関することに他ならない」

 チームメイトのロマン・グロージャンは、バーレーンGPをランス・ストロールとのクラッシュによりリタイアしている。グロージャンによると、チーム側は“興味深い”、レースで適応すべきパラメータを見出していると言う。

「速いマシンじゃなかったら、2度もトップ10位圏内で予選を終えられるわけがないんだ」

 グロージャンはそう語る。

「現時点で、僕らには少しの幸運が必要だ。そしてレースで問題やインシデントが発生しないことを確実にすべきだね」

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この記事について

シリーズ F1
イベント 第3戦中国GP
ドライバー ケビン マグヌッセン , ロマン グロージャン 発売中
チーム ハースF1チーム
執筆者 Scott Mitchell
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